26日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。終値は前日比0.19%高の24289.90ポイントだった。中国企業指数は0.11%高の8512.29ポイント。メインボードの売買代金は概算で1321億1000万HKドル。
ハンセン指数は、前場はプラス圏での推移が目立ったが、後場は前日終値を挟んでもみ合う展開が続いた。中国本土市場の上昇が好感されたほか、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられたものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて様子見ムードが広がり、相場の重しとなった。また、来週の春節(旧正月)連休を前に持ち高調整の動きも強まった。
ハンセン指数構成銘柄では、信義光能(
00968)が8%超上昇したほか、ネットイース(
09999)やチャイナ・ユニコム(
00762)、HSBC(
00005)の上昇も目立った。半面、申洲国際集団(
02313)が7%超下落したほか、薬明生物技術(
02269)や李寧(
02331)、創科実業(
00669)も売られた。
この他では、龍源電力(
00916)や鄭州煤鉱機械(
00564)の上昇が目立ったほか、2021年10−12月期(第3四半期)の売上高が前年同期比で14%増加したと発表したロクシタン(
00973)が2%超上昇した。半面、中国教育集団(
00839)や中国宇華教育(
06169)など教育関連銘柄が大幅に下落した。