始値    前日比    騰落率 (%)

 ハンセン指数                 24342.90     99.29      0.41

 中国企業指数                  8530.34     26.99      0.32

 レッドチップ指数              4164.92     16.12      0.39

■シノペック上海石化（00338）：2021年12月本決算（中国会計基準）で純利益が前年比207−251％増の19億2800万−21億2800万元となる見通し。2021年に入って石油化学製品市場の需要が大幅に改善し、主要製品の価格が上昇して業績が改善した。

■新天緑色能源（00956）：2021年12月本決算（中国会計基準）で純利益が前年比35.7−46.9％増の20億5000万−22億2000万元となる見通し。主力事業の天然ガスと風力発電の部門業績がともに拡大した。

■エン鉱能源（01171）：2021年12月本決算（中国会計基準）の純利益が前年比124.7％増の160億元となるようだと発表した。大幅増益の主因は主要製品価格の上昇。

　26日の香港市場は上値の重い展開か。米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果公表を前に様子見ムードが強まりそうだ。また、中国当局による企業統制強化の動きが引き続き警戒されており、春節（旧正月）の連休を前に持ち高調整の動きも予想される。ただ、ハンセン指数は前日に終値で約1週間ぶり安値を付けており、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しが入る可能性もある。

　25日のNY株式相場は反落。ウクライナを巡る地政学リスクが引き続き警戒される中、翌日のFOMC結果公表を控え、値動きの荒い展開が続いた。原油高を好感したエネルギー株や金利上昇を背景に金融株が上昇した一方、ハイテク・グロース株が幅広く売りに押された。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、HSBC（00005）や香港証券取引所（00388）、AIAグループ（01299）が香港終値を上回って引けた半面、アリババ集団（09988）が下回って引けており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を100ポイント超上回って寄り付くことになる。