19日の香港市場は軟調か。休場明けのNY市場では、金利上昇により将来の利益の現在価値が目減りするグロース株が大きく下落しており、香港市場でも売りが波及しそうだ。

　一方、中国のネット通販最大手、アリババ集団（09988）傘下のクラウド事業について、米バイデン政権が安全保障上のリスクを調査していると伝わっており、18日のNY市場でアリババ集団のADRは一時5％下落した。最終的には下落幅を2.3％まで縮めたものの、きょうの香港市場での値動きが注目される。

　18日のNY株式相場は大幅安。金利上昇や予想を下回るゴールドマン・サックスの決算を受けて投資家心理が悪化した。ダウ平均は649米ドル安まで下落し、543.34米ドル安(-1.51％)と大幅に3営業日続落。S&P500も1.84％安と反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.60％安の大幅反落となった。

　本日から取引停止になる銘柄と取引再開になる銘柄は次の通り。
　※ストックコネクト採用のA株とB株が対象

★以下の銘柄は本日から取引再開
該当なし

★以下の銘柄は本日から取引停止
◇中信証券（600030）：重要公告発表のため

■ 1月19日（水）
特になし