18日の中国本土株式市場で上海総合指数はほぼ横ばいで寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。国内の新型コロナウイルスの感染拡大や景気減速への警戒感が重荷となる半面、根強い政策期待が相場を支えている。

　指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.16％高の3547.43ポイントで推移している。セクター別では、ソフトウエア開発、コンピューター、酒造、バッテリー素材が高い。半面、医療機器、製薬、漢方薬が売られている。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月           -        -        -

COMEX金 中心限月             -        -        -

LME銅 3カ月物          9731.00    11.65     0.12%

LMEアルミ 3カ月物      2995.92    19.57     0.66%

※NY市場は休日のため休場

　18日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日のNY市場は休場だったものの、英独仏など欧州市場が上昇した流れを引き継いだ。中国当局による引き締めが緩和されるとの見方や支援政策が打ち出されるとの期待から、不動産株やネット株などに買いが入っているもよう。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.39％高の24312.95ポイントで推移している。個別では、碧桂園（02007）や華潤置地（01109）、美団（03690）、JDドットコム（09618）などが買われる半面、創科実業（00669）やシノペック（00386）が売られている。