■青島ビール（00168）：13日大引け後、2021年12月本決算で純利益が31億5000万元に上り、前年に比べ9億4800万元、率にして43％増加する見通しを発表した。

■中信証券（06030/600030）：株主割当増資で最大280億元を調達する。既存株10株について新株1.5株を購入する権利（新株予約権）を与える「ライツイシュー」を行う計画。

■ササ・インターナショナル（00178）：2021年10−12月期（第3四半期）の小売・卸売部門の売上高は前年同期比4.7％増（コロナ前の19年同期比では53.7%減）の9億8200万HKドルだった。

■1月14日（金）

【1Q決算】東駿控股（08383）
【中間決算】高門集団（08412）
【中間決算】ITPホールディングス（08446）
【1Q決算】千盛集団（08475）
【IPO】江西金力永磁科技（06680）
【統計】中国　貿易収支　12月
【統計】中国　輸出総額　12月
【統計】中国　輸入総額　12月

　13日のNY株式相場は反落。米12月生産者物価指数（PPI）の伸びが市場予想を下回ったことが支援となり上昇してスタートしたものの、テスラ、エヌビディアなどのハイテク・グロース株が大きく下落し相場を押し下げた。米10年債利回りは低下したが、ハト派で知られる米連邦準備理事会（FRB）のブレイナード理事が、米上院銀行委員会の副議長指名公聴会で利上げに積極的な姿勢を示したことが嫌気された。ダウ平均は朝方に223ドル高まで上昇したが、246ドル安まで下落し、176.70米ドル安(-0.49％)で終了。

　S&P500も0.38％高まで上昇後、1.42％安で終了し、ともに3日ぶりの反落となった。ハイテク株主体のナスダック総合は0.47％高まで上昇後、2.67％安まで下落し、2.51％安と4日ぶりの大幅反落となった。ダウ平均採用銘柄はボーイング、キャタピラーが2％超上昇した一方、マイクロソフト、セールスフォースが3-4％下落し、アップル、ナイキ、ディズニー、インテルなども1％超下落した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は20.31ポイントと前日比2.69ポイント上昇した。 　S&P500の11セクターは公益、生活必需品、資本財の3セクターが上昇し、IT、一般消費財、ヘルスケア、コミュニケーション、素材などの8セクターが下落。IT、一般消費財の下落率は2％を上回った。決算発表銘柄はデルタ航空が2.12％上昇。第4四半期の売上高と利益が市場予想を上回ったほか、2022年通期の見通しを据え置いたことが好感された。利益が市場予想を上回ったKBホームは16.52％高と急伸した。

海外市況

 指標              寄値     高値     安値     終値    前日比  騰落率

 NYダウ          36312.49 36513.88 36044.22 36113.62  -176.70  -0.49

 S&P500           4733.56  4744.13  4650.29  4659.03   -67.32  -1.42

 NASDAQ          15245.04 15259.71 14782.24 14806.81  -381.58  -2.51

 CME225先物      28655.00 28665.00 28240.00 28275.00  -275.00  -0.96

 FT100            7563.85  7563.85  7563.85  7563.85    12.13   0.16

 DAX             15959.83 16090.29 15941.78 16031.59    21.27   0.13

 為替（ドル/円）   114.67   114.71   114.00   114.18    -0.46  -0.40

 ※CME225先物は円建て。前日比は前日の大証日中終値比を記載