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指数: 15分ディレイ
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12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に反発。前場終値は前日比2.12%高の24241.15ポイントだった。中国企業指数は2.20%高の8552.76ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で814億7000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の24000ポイントを超え、上げ幅をじりじりと広げた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が11日の再任指名公聴会で行った証言が想定の範囲内と受け止められ、米長期金利の上昇が一服したことで、同日の米株式相場が上昇した流れを引き継いだ。きょうの寄り付き後に発表された中国の2021年12月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)の伸び率がともに市場予想を下回った。インフレ懸念が和らぎ、ハイテク株を中心に買いが膨らむ展開となった。 個別では、インターネット・プラットフォーム企業のJDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)、美団(03690)、テンセント(00700)が大きく買われている。前日大引け後に配当などの経営戦略を発表したCNOOC(00883)は急上昇。前日下げた自動車株の吉利汽車(00175)とBYD(01211)は買い戻された。半面、不動産開発の中国海外発展(00688)と碧桂園(02007)、龍湖集団(00960)が安い。豚肉大手の万洲国際(00288)は続落した。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.35%高の3579.93ポイントだった。深セン成分指数は0.55%高の14302.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6498億2900万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、終始プラス圏でもみ合った。前日に約1カ月半ぶり安値で終えた後とあって、買い戻しが優勢。ただ、国内で新型コロナウイルスの市中感染が止まらず、行動制限の拡大で景気が冷え込むことへの懸念が引き続き上値を抑えた。寄り付きとほぼ同時に中国の国家統計局が発表した2021年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.5%上昇、生産者物価指数(PPI)は10.3%上昇となり、上昇率がそろって予想を下回った。 セクター別では、バッテリー素材、観光・ホテル、送電網設備、医療機器が高い。半面、保険が全面安。セメント・建材、鉄鋼、港湾・海運も売られた。 上海B株指数は0.02%安の287.40ポイント、深センB株指数は0.14%安の1181.23ポイントだった。 |
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