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指数: 15分ディレイ
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週明け10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比0.82%高の23687.10ポイントだった。中国企業指数は1.16%高の8326.92ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で797億1000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた。朝方に一時マイナス圏に沈んだものの、切り返して上げ幅を急速に広げた。世界的な新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染拡大を背景に医薬品株が上昇。中国政府が打ち出す景気下支え策への期待が強いなか、統制強化懸念から売られていた大型ネット株を買い直す動きも続いている。中国本土相場が反発したことで、投資家が運用リスクを取りやすくなった。 個別では、英金融大手のHSBC(00005)と中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)が続伸し、相場の上昇を主導。医薬関連の阿里健康(00241)と石薬集団(01093)、中国生物製薬(01177)、薬明生物技術(02269)はそろって大幅高となった。不動産管理の碧桂園服務(06098)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)が続伸している。半面、保険株の中国人寿保険(02628)とAIAグループ(01299)が売られた。前週末に高かった華潤ビール(00291)も下落。電動工具メーカーの創科実業(00669)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)は続落した。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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週明け10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.25%高の3588.40ポイントだった。深セン成分指数は0.51%高の14416.22ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6878億9300万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤は下げ幅を広げた。首都の北京市に隣接する天津市で新型コロナ変異ウイルス「オミクロン株」の感染者が確認されるなど、国内でコロナの感染拡大が止まらないなか、行動制限の拡大で景気が冷え込むことへの懸念が重荷となった。ただ、売り一巡後は上向きに転じ、前場半ばにプラス圏への浮上。指数は前週末まで4日続落し、約1カ月ぶり安値圏で推移しているだけに、自律反発を狙った買いが相場を支えた。 セクター別では、漢方薬、医療機器、農業関連が高い。半面、鉱業、石油、不動産、ガスが売られた。 上海B株指数は0.05%安の286.50ポイント、深センB株指数は0.19%安の1175.87ポイントだった。 |
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