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29日のNY株式相場はおおむね堅調。年末年始の株高アノマリーに対する期待を背景に、消費関連株や、バイオジェンなどのヘルスケア株などが上昇し相場を支えた。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、空運やクルーズ株が下落したほか、長期金利の上昇が嫌気され、ハイテク・グロース株の一角も下落した。
ダウ平均は90.42米ドル高(+0.25%)と6日続伸し、11月8日以来、1カ月半ぶりに取引時間中と終値の最高値を更新。ボーイングが1.2%安となったものの、ウォルグリーン、ナイキ、ホーム・デポが1%超上昇した。S&P500も0.14%高と反発し、再び終値の最高値を更新。今年に入っての最高値更新は70回目となった。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.10%安と小幅ながら2日続落となった。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は16.95ポイントと前日比0.59ポイント低下。11月16日以来の16ポイント台への低下となった。 S&P500の11セクターは不動産、ヘルスケア、公益、素材など8セクターが上昇し、エネルギー、コミュニケーション、金融の3セクターが下落。個別では韓国サムスンによる買収が報じられたバイオジェンが9.46%高と急伸し、S&P500の上昇率トップとなった。このほか、ウェスタン・デジタル、マイクロン・テクノロジー、モデルナも2-5%上昇。一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、アメリカン・エアラインズ、マッチ・グループが2-3%下落した。 海外市況 |
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29日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み安。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比2.36%安の112.09米ドルと3日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も3.25%安の136.30米ドルと3日続落した。主な中国関連ネット・IT株の29日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):112.09米ドル(-2.36%) ■百度(BIDU):136.30米ドル(-3.25%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):22.87米ドル(-1.80%) ■JDドットコム(JD):65.63米ドル(-0.36%) ■ウェイボー(WB):28.52米ドル(-3.45%) ■ネットイース(NTES):95.25米ドル(-1.96%) ■モモ(MOMO):8.20米ドル(-5.64%) ■レンレン(RENN):14.50米ドル(+2.33%) ■滴滴出行(DIDI):4.94米ドル(-8.18%) ■捜狐(SOHU):15.13米ドル(-1.56%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.19米ドル(-1.65%) ■テンセント・ミュージック(TME):5.97米ドル(-5.39%) |
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香港証券取引所は29日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、深センA株に投資する「深股通」(深センコネクト・ノースバウンド)の取引状況は次の通り。
■深股通(香港→深セン) 当日の売買代金 541億2327万元 買い代金 272億9942万元 売り代金 268億2385万元 ■当日の売買代金上位10銘柄 売買代金 買い代金 |
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