24日の香港市場は上値が重い展開か。新型コロナウイルス「オミクロン株」に対する警戒感が後退した一方、クリスマスイブで半日立ち会いとあって、薄商いとなるだろう。複数の研究機関が相次いでオミクロン株の重症化リスクが低いとの調査結果を報告し、米食品医薬品局（FDA）がメルクの新型コロナ経口治療薬を承認したことを手掛かりに買いが入ると予想する。ただ、クリスマス休暇に入る投資家が多く、買い一巡後は持ち高を手じまう動きも広がりそう。

　前日のNY株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって3日続伸。S&P500は0.62％高と2週間ぶりに終値の過去最高値を更新した。23日の香港株の米国預託証券（ADR）は高安まちまち。大型ネット株のテンセント（00700）とアリババ集団（09988）が香港終値を上回った半面、取引所運営の香港証券取引所（00388）や香港公益株のホンコン・チャイナガス（00003）などが下回って引けた。

■ 12月24（金）
特になし

　本日から取引停止になる銘柄と取引再開になる銘柄は次の通り。
　※ストックコネクト採用のA株とB株が対象

★以下の銘柄は本日から取引再開
◇常州亜瑪頓（002623）

★以下の銘柄は本日から取引停止
◇*ST山東東方海洋科技（002086）：上場廃止リスク解除公告発表のため