23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.13％高の3627.19ポイントだった。深セン成分指数は0.24％高の14827.55ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6588億2500万元だった。

　上海総合指数は序盤に方向感を欠いたが、前場後半にプラス圏へ浮上。上値の重さは目立ったものの、そのままプラス圏で前場の取引を終えた。前日の米株高や中国政府による景気下支え策への期待を背景に買いが入った。一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、きょうから陝西省西安市はロックダウン（都市封鎖）に踏み切ると発表しており、相場の重荷となったもよう。

　セクター別では、風力発電設備が全面高。電力や自動車部品、太陽光発電設備なども買われた。半面、不動産サービスや不動産開発が安い。バッテリー素材や医療機器などもさえない。

　上海B株指数は0.24％安の281.36ポイント、深センB株指数は0.18％高の1175.51ポイントだった。

■午後0時までの記事一覧：

【香港】越秀地産、杭州市の住宅開発用地を落札
【香港】保利協キン能源、第三者割当増資が完了　約50億HKドルを調達
【香港】HSBC、ロンドン市場で247万株の自社株買い
【香港】センスタイム、公開価格は仮条件下限の3.85HKドルか
【香港】薬明生物技術、22日に228万株の自社株買い
【香港】中集安瑞科、世界最大のLNGバンカリング船を引き渡し
【香港】中国再保険の損保子会社、1−11月の保険料収入は11％減
【香港】上海百心安生物技術の初値は18.88HKドル、公開価格比11.2％安
【香港】中遠海運控股、支配株主がH株6200万株を追加取得
【香港】テンセント、特別中間配当　JDドットコムの株式を分配へ
【香港】中遠海運港口、アモイで新コンテナターミナル起工　23年稼働
【香港】キャセイ・パシフィック、22年1月に大幅減便へ
【香港】JDドットコム、テンセントの劉総裁が取締役を辞任
【香港】中国恒大集団が反発、「リスク解消委員会」は債権者との意見交換を継続
【香港】工業情報化部、アリババ集団傘下の阿里雲との提携停止か

【中国】上海振華重工、コンテナターミナル建設プロジェクトを受注
【中国】丹化化工科技、役員が同社株8万株を売却
【中国】方大集団、同社製品が製造業最優秀製品に選ばれる
【中国】人民元の23日の基準値は1米ドル＝6.3651元、3日続伸
【中国】*ST上海緑庭投資、落札した債権の契約を締結
【中国】新型コロナ、22日の新規感染者数は100人　市中感染71人＝中国衛生当局