◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
　空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率
　12月21日現地時間午後0時25分時点

     銘柄名                                       空売り残高 空売り比率 空売り比率

                                                   （百万HK$）      当日    5日平均

    1 大発地産（06111）                                   0.16    100.00%     86.44%

    2 中金金瑞CSI中国ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ指数ETF（03186）           0.00258    100.00%     92.55%

    3 南方東英香港ﾄﾞﾙ貨幣市場ETF（03053）                 4.13    100.00%         ―

    4 中国平安CSI香港高配当ETF（03070）                   0.19    100.00%     68.12%

    5 ﾌﾟﾚﾐｱ中地美債ETF（09001）                        0.00122    100.00%     85.68%

    6 華夏滬深300（83188）#                               0.30    100.00%     59.02%

    7 華夏ﾅｽﾀﾞｯｸ100ﾚﾊﾞﾚｯｼﾞ型（07261）                     0.54     97.12%     42.37%

    8 CSOP FTSEﾁｬｲﾅA50ETF（82822）#                       0.82     82.91%     77.00%

    9 南方政銀国債ETF（83199）#                           0.09     79.67%     39.63%

   10 iｼｪｱｰｽﾞ･ｺｱMSCIﾁｬｲﾅETF（02801）                      1.02     75.38%     63.84%

   11 南方東英中国企業指数ﾚﾊﾞﾚｯｼﾞ型（07288）              2.78     70.24%     70.43%

   12 ｻﾑｽﾝS&P GSCI原油先物ETF（03175）                    3.34     66.38%     31.39%

   13 iｼｪｱｰｽﾞ･ｺｱ･ﾊﾝｾﾝ指数ETF（09115）                     0.05     54.94%     73.56%

   14 雲頂新耀（01952）                                   2.36     54.44%     33.60%

   15 南方東英ﾊﾝｾﾝﾃｯｸ指数ﾚﾊﾞﾚｯｼﾞ型（07226）              37.88     51.67%     54.05%

   16 Globl Xﾊﾝｾﾝ高配当利回りETF（03110）                 0.33     51.20%     37.34%

   17 ﾌﾞｲｼﾝｸ（02148）                                     1.26     51.19%     44.95%

   18 通達集団（00698）                                   0.38     49.22%     20.77%

   19 恒安国際集団（01044）                              11.88     47.49%     39.45%

   20 豊盛控股（00607）                                0.00401     47.07%     10.80%

　　　※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元

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　21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.53％高の22865.96ポイントだった。中国企業指数は0.65％高の8095.19ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で549億6000万HKドル。

　ハンセン指数は高く寄り付いた後、一時マイナス圏に沈む場面もあったが、切り返して再びプラス圏に浮上。前場終盤にかけて上げ幅を拡大して前場の取引を終えた。前日までハンセン指数は続落して心理的節目の23000ポイントを割り込み、1年9カ月ぶり安値を付けて引けていたことから、値ごろ感が出た銘柄を中心に買い戻しが広がった。前日の米株安や新型コロナ変異ウイルス「オミクロン株」の感染拡大が嫌気されたが、きょうの中国本土株式市場が3営業日ぶりに反発したことなどが投資家心理を支えたもよう。

　個別では、21年12月本決算で70−85％増益となる見通しを発表した信義ガラス（00868）が6％超高。民間ガス会社の新奥能源（02688）や本土不動産デベロッパーの碧桂園（02007）、マカオカジノ株のサンズ・チャイナ（01928）なども買われている。半面、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能（00968）が4％超安と下げがきつい。スポーツ用品大手の安踏体育用品（02020）のほか、大型ネット株のネットイース（09999）やアリババ集団（09988）などもさえない。