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指数: 15分ディレイ
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17日のNY株式相場は続落。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締め策に舵を切ったことが引き続き嫌気されたほか、足もとでの新型コロナウイルス感染拡大も投資家心理の悪化につながった。週末の取引となったほか、株価指数先物・オプション、個別株オプションなどの最終売買日が集中するクワドルプル・ウィッチングだったこともボラティリティを高めた。
ダウ平均は軟調にスタートすると、613米ドル安まで下落。その後下落幅を縮小する場面もあったが、532.20米ドル安(-1.48%)とほぼ一日の安値圏で終了した。S&P500も終日マイナス圏で推移し、1.03%安と2日続落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は朝方に1.45%安まで下落後、0.71%高まで反発し、0.07%安と小幅に2日続落して終了した。主要3指数は15日を除く4日間で下落。週間では、ダウ平均が605.55米ドル安(-1.68%)、S&P500が1.94%安、ナスダック総合は2.95%安とそろって反落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は21.57ポイントと前日比1.00ポイント上昇した。 業種別ではS&P500の全11セクターが下落。長短金利差の縮小が嫌気された金融が2.27%安と下落率トップとなり、NY原油が2.1%安となったことでエネルギーも2.24%安。このほか、資本財、生活必需品、公益、素材が1%超下落した。個別ではフェデックスが約5%の大幅高。2022年度第2四半期の売上高と利益が市場予想を上回ったほか、一度引き下げた2022年度通期の見通しを当初の水準に引き上げたことや、50億ドルの自社株買い発表が好感された。ペン・ナショナル・ゲーミングは前日までの6日間で約16%下落したが、この日は8.00%高と7日ぶりに反発し、S&P500の上昇率2位となった。ロイヤル・カリビアン・クルーズとノルウェー・クルーズ・ラインも5%超上昇し、ともに5日ぶりの反発となった。 海外市況 |
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17日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比1.54%高の122.10米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も1.37%高の142.09米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の17日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):122.10米ドル(+1.54%) ■百度(BIDU):142.09米ドル(+1.37%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):22.86米ドル(+1.83%) ■JDドットコム(JD):71.04米ドル(-2.26%) ■ウェイボー(WB):29.52米ドル(+0.96%) ■ネットイース(NTES):93.75米ドル(-5.15%) ■モモ(MOMO):9.05米ドル(+0.11%) ■レンレン(RENN):12.81米ドル(-1.61%) ■滴滴出行(DIDI):6.28米ドル(-0.95%) ■捜狐(SOHU):16.31米ドル(-1.39%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.21米ドル(-1.63%) ■テンセント・ミュージック(TME):6.30米ドル(+0.16%) |
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香港証券取引所は17日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通(深)」(深センコネクト・サウスバウンド)の取引状況は次の通り。
■港股通(深セン→香港) 当日の売買代金 160億2172万HKドル 買い代金 94億6916万HKドル 売り代金 65億5256万HKドル ■当日の売買代金上位10銘柄 売買代金 買い代金 |
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