■午後0時までの記事一覧：

【香港】中国太平保険の子会社3社、1−11月の保険料収入は3％増
【香港】中国中煤能源、11月の石炭販売量は17％減
【香港】九興控股、21年12月本決算は大幅増益の見通し
【香港】HSBC、ロンドン市場で80万株の自社株買い
【香港】中国人民保険、全国社会保障基金理事会が4億5000万株超を売却
【香港】Qテクノロジー傘下の昆山丘タイ微電子科技、21年12月本決算は増益見通し
【香港】中国基建投資、売買単位引き上げ発表
【香港】泉峰控股、香港メインボードに30日上場へ
【香港】薬明生物技術、16日に794万株の自社株買い
【香港】長江和記実業、15万株の自社株買い
【香港】徳商産投服務集団の初値は1.16HKドル、公開価格比4.5％高
【香港】中国人寿保険、投資ファンドに75億元出資
【香港】信義光能と信義ガラス、多結晶シリコンの生産で新会社設立

【中国】人民元の17日の基準値は1米ドル＝6.3651元、前日比で0.022％元安
【中国】中公教育科技、情報開示で規定違反　CSRCが立件・調査
【中国】米商務省、「エンティティー・リスト」に37団体追加
【中国】春秋航空、21年11月の旅客数は27％減

　17日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。16日のNY市場でナスダック総合株価指数が大幅に反落したことを受け、ハイテク株が売られて相場の重荷となっている。主要国が金融政策を正常化する動きが改めて意識された。

　指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.53％安の23350.98ポイントで推移。個別では、大型ネット株のJDドットコム（09618）、ネットイース（09999）、アリババ集団（09988）、美団（03690）、テンセント（00700）がそろって売られている。太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能（00968）も安い。半面、英イングランド銀行（中央銀行）の利上げ発表を手掛かりに、英金融大手HSBC（00005）が買われた。バイオ医薬品開発受託の薬明生物技術（02269）は大幅に続伸。

　17日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落スタート。米中対立の激化に対する懸念が重荷。米商務省は16日、中国の34団体を事実上の禁輸対象リストである「エンティティ−・リスト」に追加したほか、米財務省は中国8社について米国人による証券投資を禁じると発表した。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.08％安の3672.07ポイントで推移。セクター別では、半導体、電子機器、太陽光発電設備、酒造が安い。半面、鉱業、貴金属、非鉄金属など資源関連が買われている。