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指数: 15分ディレイ
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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続落。前場終値は前日比0.81%安の23231.48ポイントだった。中国企業指数は1.11%安の8250.55ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で751億1000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移した。前日のNY市場やきょうの中国本土市場の上昇を受けて下げ幅を縮小する場面もあったが、米国政府が20社超の中国企業を16日にも「エンティティ−・リスト」に収載し、事実上の禁輸対象に指定するとの報道を受け、警戒感が広がって相場の重しとなった。 個別では、JDドットコム(09618)や美団(03690)が4%超下げたほか、ネットイース(09999)やアリババ集団(09988)も2%超下落し、ネット関連銘柄が売られて指数を押し下げた。ペルー・ラスバンバス鉱山の生産が中断すると発表した五鉱資源(01208)も大幅安。半面、「エンティティ−・リスト」入りの報道を受けて前日に急落していた薬明生物技術(02269)が6%超上昇。成長戦略目標を発表したエン州煤業(01171)も買われた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.28%高の3657.85ポイントだった。深セン成分指数は0.05%安の15018.60ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6776億3700万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、一時マイナス圏に沈む場面もあったが、プラス圏で前場の取引を終えた。米中対立悪化への警戒や国内での新型コロナ感染者数の高止まりなどが相場の重荷となったが、FOMCを受けた米金融政策の不透明感の払拭によりNY株式相場が上昇した流れを引き継いで買いが広がった。また、国務院(内閣に相当)が15日、中小企業や製造業への支援を強化すると発表したことで、景気下支え策への期待が広がり、投資家心理を支えたもよう。セクター別では、石炭や鉄鋼が大幅高。石油や通信サービスなども大きく買われた。半面、酒造や自動車が安い。バッテリー素材や電池、観光・ホテルなどもさえない。 上海B株指数は0.14%高の282.35ポイント、深センB株指数は0.05%安の1191.68ポイントだった。 |
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