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指数: 15分ディレイ
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14日のNY株式相場は続落。翌日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控える中、米11月生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回る強い伸びとなったことで警戒感が強まった。午後に主力ハイテク株に利益確定売りが強まったことも相場を押し下げた。ダウ平均は一時、209米ドル安まで下落し、106.77米ドル安(-0.30%)と2日続落して終了。トラベラーズが2%超上昇し、アムジェン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ゴールドマン・サックスなども1%超上昇した一方、セールスフォース、マイクロソフトが3%超下落し、指数を押し下げた。
S&P500も0.75%安と2日続落。ハイテク株主体のナスダック総合は1.14%安と続落し、ダウ平均、S&P500を上回る下落となった。センチメントは引き続き悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は21.89ポイントと前日比1.58ポイント上昇した。 寄り前に反発された米11月PPIは前年比+9.6%と過去最高を更新。前月改定値の+8.8%から伸びが加速し、市場予想の+9.2%を上回った。翌日に結果が公表されるFOMCではテーパリング(資産購入の段階的縮小)終了が来年3-4月に前倒しされ、6月に最初の利上げが行われるとの予想が一段と強まった。S&P500の業種別指数は、長期金利の上昇を好感した金融が0.62%高と唯一上昇した一方、ITの1.64%安を筆頭に10セクターが下落した。ITではセールスフォース、マイクロソフトのほか、アドビが6.60%安となり、アップルも0.80%下落した。 海外市況 |
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14日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比3.55%高の126.58米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は1.15%安の142.89米ドルと続落した。主な中国関連ネット・IT株の14日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):126.58米ドル(+3.55%) ■百度(BIDU):142.89米ドル(-1.15%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):24.99米ドル(-0.36%) ■JDドットコム(JD):77.65米ドル(-0.51%) ■ウェイボー(WB):28.83米ドル(-3.51%) ■ネットイース(NTES):102.85米ドル(-0.16%) ■モモ(MOMO):9.31米ドル(-1.27%) ■レンレン(RENN):11.24米ドル(+8.70%) ■滴滴出行(DIDI):6.32米ドル(-1.56%) ■捜狐(SOHU):16.35米ドル(-1.86%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.20米ドル(-6.25%) ■テンセント・ミュージック(TME):6.38米ドル(-0.78%) |
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ADR終値に基づく本日のハンセン指数の寄値目安は前日比26ポイント高
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