■午後0時までの記事一覧：

【香港】雍禾医療集団、公募倍率は160.06倍
【香港】龍湖集団、11月の不動産販売額は21％減
【香港】中国交通建設の子会社、国有金融大手から総額75億元の出資を受け入れ
【香港】大唐国際発電、大株主が保有株1億300万株を売却
【香港】中国電力国際、「先旧後新」増資が完了　正味38億HKドル超を調達
【香港】首長宝佳が社名変更、14日から「首佳科技」に
【香港】上海復星医薬、呼吸器関連会社を完全子会社化
【香港】HSBC、ロンドン市場で321万株の自社株買い
【香港】中富資源が社名変更、15日から「復興亜洲」に
【香港】凱莱英医薬集団の初値は388HKドル、公開価格比変わらず
【香港】固生堂控股の初値は33.4HKドル、公開価格比15.2％高
【香港】中国恒大集団の格付け、「一部デフォルト」に引き下げ＝フィッチ
【香港】北海康成製薬の初値は9.8HKドル、公開価格比19.5％安
【香港】センスタイム、香港IPO前に米政府が投資禁止リストに掲載へ＝FT
【香港】龍湖集団、本土で中期社債発行　元金総額10億元
【香港】恒隆地産、香港のショッピングモールで売り上げが18年の8割超まで回復
【香港】復星国際、青島ビールの株式3800万株を売却か

【中国】人民銀、外貨預金準備率を引き上げ　元高抑制へ
【中国】保利発展控股集団、11月の不動産販売額は6％減
【中国】深セン賽格、最大7億元の社債を発行へ
【中国】人民元の10日の基準値は1米ドル＝6.3702元、前日比で0.320％元安
【中国】貴州茅台酒、包装物流施設を建設　78億元超を投入

　10日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日のNY市場でハイテク株主体のナスダック総合が4営業日ぶりに下落したことで、売りが先行している。人権問題を巡る米国と中国の対立も警戒されたもよう。米国政府が画像認識システム大手のセンスタイム（00020）について、人権侵害への関与を理由に投資禁止対象に加える方針だと伝わった。

　指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.41％安の24154.67ポイントで推移している。個別では、ハイテク株のアリババ集団（09988）とネットイース（09999）、医薬品株の薬明生物技術（02269）、石薬集団（01093）、中国生物製薬（01177）が売られた。一方で不動産株が買われ、華潤置地（01109）、龍湖集団（00960）、碧桂園服務（06098）が上昇している。

　10日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落スタート。前日まで3日続伸し、約3カ月ぶり高値で終えた後とあって、利益確定売りが先行。人民銀が9日に発表した11月の金融統計で、マネーサプライM2や人民元建て貸付残高増加額が市場予想から下振れたことも重しとなっている。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.54％安の3653.19ポイントで推移。セクター別では、自動車、証券、教育、不動産が安い。半面、農業関連、食品・飲料が買われている。