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7日のNY株式相場は大幅続伸。新型コロナウイルス変異株・オミクロン株への警戒感が和らぐ中、ハイテク株を中心に足もとで大きく下落した銘柄に押し目買いが強まった。オミクロン株については週末にホワイトハウスのファウチ首席医療顧問が重症化リスクはそれほど高くないようだとコメントしたほか、英グラクソスミスクラインがモノクロナール抗体治療薬が全てのオミクロン変異株に有効だとしたことも安心感につながった。
ダウ平均は一時592米ドル高まで上昇し、492.40米ドル高 (+1.40%)と2日続伸して終了。モルガン・スタンレーが目標株価を引き上げたアップルが3.54%高となったほか、アメリカン・エキスプレス、インテル、セールスフォースなども3%超上昇した。S&P500も2.07%高と大幅続伸。ITの3.51%高と筆頭に全11セクターが上昇した。ハイテク株主体のナスダック総合は3.03%高の大幅続伸となり、3月9日以来の大幅高を記録した。センチメントは引き続き大幅改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は21.89ポイントと前日比5.29ポイント低下した。 前日は経済活動再開銘柄などの景気敏感株が大きく上昇し、相場をけん引したが、この日はハイテク株が主役となった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)ではテーパリング(資産購入の段階的縮小)のスピードアップが議論される見通しで、早期利上げへの警戒感が足もとでのハイテク株の押し下げ要因となったが、この日はアップルが上場来高値を更新するなど、主力ハイテク株が大きく上昇。インテルが買収した自動運転事業のモービルアイの株式を公開すると発表したことで3.10%高となったほか、エヌビディアが7.96%高、アドバンスト・マイクロ・デバイセズが4.16%高となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.97%高となり史上最高値を更新した。このほか、テスラが4.24%高となり、アマゾン、アルファベット、ネットフリックスなども2%超上昇した。 海外市況 |
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7日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比1.57%高の125.54米ドルと続伸。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も1.52%高の149.89米ドルと続伸した。主な中国関連ネット・IT株の7日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):125.54米ドル(+1.57%) ■百度(BIDU):149.89米ドル(+1.52%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):27.87米ドル(+4.58%) ■JDドットコム(JD):78.09米ドル(+3.86%) ■ウェイボー(WB):33.48米ドル(+4.69%) ■ネットイース(NTES):107.34米ドル(+3.13%) ■モモ(MOMO):10.05米ドル(+7.72%) ■レンレン(RENN):26.35米ドル(+3.13%) ■滴滴出行(DIDI):7.20米ドル(+7.95%) ■捜狐(SOHU):16.34米ドル(+4.74%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.36米ドル(+6.25%) ■テンセント・ミュージック(TME):6.77米ドル(+9.55%) |
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