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指数: 15分ディレイ
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3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.74%安の23612.43ポイントだった。中国企業指数は1.19%安の8404.87ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で773億3000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移した。米証券取引委員会(SEC)が2日、外国企業に米当局の会計監査受け入れを義務付ける修正案を発表したことを受け、米国での上場廃止リスクを嫌気して関連銘柄が売られ、相場の重しとなった。また、中国メディアの財新と英IHSマークイットが発表した2021年11月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)が52.1となり、市場予想(53.0)と前月実績(53.8)を下回ったことが嫌気されたほか、今晩発表の米雇用統計を前に様子見ムードも広がった。 個別では、アリババ集団(09988)と美団(03690)がともに4%超下落したほか、BYD(01211)やテンセント(00700)の下落も目立った。半面、海底撈国際(06862)が7%超上昇。中国生物製薬(01177)や創科実業(00669)も買われた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.58%高の3594.64ポイントだった。深セン成分指数は0.23%高の14799.85ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7060億4500万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後にプラス圏でもみ合う展開だったが、前場後半から終盤にかけて上げ幅を急拡大。心理的節目の3600ポイント目前にして前場の取引を終えた。新型コロナ変異ウイルス「オミクロン株」や国内での新型コロナの感染拡大が引き続き相場の重しとなったものの、中国当局の政策支援への期待が相場を支えた。また、中国政府のアドバイザーが2022年のGDP成長率の目標値を5.0−5.5%に設定するよう提案したと伝わり、中国景気の先行きに対する過度な不安が和らいだもよう。 セクター別では、水運と民間航空が全面高。軍需関連や電力、石炭、酒造なども高い。半面、教育や電機が安い。自動車部品や製紙・印刷などもさえない。 上海B株指数は0.17%高の283.55ポイント、深センB株指数は0.50%高の1187.69ポイント。 |
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