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26日のNY株式相場は急落。感謝祭の翌日で午後1時までの短縮取引となったが、南アフリカで発見された新しい新型コロナウイルス変異株オミクロンへの警戒感から全面安となった。ダウ平均は一時1054米ドル安まで下落し、905.04米ドル安(-2.53%)の34899.34米ドルで終了。下落率は今年最大となった。
S&P500とナスダック総合も2.27%安、2.23%安とそろって2%超の急落となった。週間ではダウ平均が1.97%安と3週続落し、S&P500が2.20%安、ナスダック総合が3.52%安とともに反落。年初来ではダウ平均が14.03%高、S&P500が22.33%高、ナスダック総合が20.20%高となった。 南アフリカで発見された新しい変異株オミクロンについて世界保健機関(WHO)はワクチンの効果を弱める可能性を指摘し、英国、欧州連合(EU)、米国などでは南アフリカなどのアフリカ大陸南部の諸国からの渡航制限が決定された。空運、クルーズなどの旅行・レジャー株が軒並み急落したほか、世界景気の回復が遅れるとの見方から景気敏感株も軒並み下落した。 リスク回避が強まったことで安全資産とされる米国債が買われ、米10年債利回りは24日の1.643%から1.482%へと16ベーシスポイント低下した。S&P500の11セクターは全セクターが下落。エネルギーが4.04%安、金融が3.27%安となったほか、資本財、不動産、一般消費財、ITも2%超下落した。一方、ワクチン・メーカーはモデルナが20.57%高、ファイザーが6.11%高となり、ヘルスケアの下落率は0.45%にとどまった。投資家の不安心理を示すVIX指数は 10.04ポイント上昇し、28.62ポイントと2月1日以来の水準に上昇した。 海外市況 |
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26日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比2.32%安の133.35米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は1.10%高の153.06米ドルと3日続伸した。主な中国関連ネット・IT株の26日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):133.35米ドル(-2.32%) ■百度(BIDU):153.06米ドル(+1.10%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):27.85米ドル(-4.26%) ■JDドットコム(JD):88.67米ドル(-0.77%) ■ウェイボー(WB):42.79米ドル(-0.56%) ■ネットイース(NTES):114.33米ドル(+0.60%) ■モモ(MOMO):12.49米ドル(-1.96%) ■レンレン(RENN):26.44米ドル(-2.62%) ■滴滴出行(DIDI):7.88米ドル(-2.84%) ■捜狐(SOHU):16.75米ドル(-2.79%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.44米ドル(-5.26%) ■テンセント・ミュージック(TME):7.16米ドル(-3.63%) |
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