■美団（03690）：きょう2021年7−9月期決算を発表する。ファクトセットがまとめた直前の市場コンセンサス予想は、売上高が483億6600万元、純損失が72億4900万元。

■波司登国際（03998）：2021年9月中間決算は売上高が前年同期比15.6％増の53億9000万元、純利益が同31.4％増の6億3800万元となり、ファクトセットの市場コンセンサス予想（売上高：54億600万元、純利益：6億6900万元）をいずれも下回った。

■BYD（01211）：北欧最大の公共交通運営事業者、ノビナから電動バス70台を受注した。電動バスは来年夏ごろ、フィンランドの首都、ヘルシンキに投入される予定。

　26日の香港市場は上値の重い展開か。前日のNY市場は感謝祭で休場。積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、週末を前に利益確定の動きが強まりそうだ。

　一方、米商務省は24日、中国企業を含む27の外国法人と個人を「エンティティー・リスト」に追加し、事実上の禁輸対象にすると発表。中国政府は強い反対を示すとともに報復措置を講じる可能性も示唆しており、米中関係の悪化が警戒される。また、中国国内では、中国工業情報化部がテンセント（00700）に対して過渡的な行政指導措置を取るとし、同社が新たにリリースするアプリや既存のアプリの機能更新の際に工業情報化部による技術検査を受けることを要求した。影響は限定的との見方が強いものの、監督管理を巡る不透明感も相場の重しとなりそうだ。

　香港証券取引所は25日、深セン市場との相互株式取引「深港通（深セン・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通（深）」（深センコネクト・サウスバウンド）の取引状況は次の通り。

■港股通（深セン→香港）
　当日の売買代金　141億3612万HKドル
　　　　　買い代金　77億4045万HKドル
　　　　　売り代金　63億9567万HKドル

■当日の売買代金上位10銘柄

                                  売買代金 買い代金

  1 ﾃﾝｾﾝﾄ（00700）                     1,473      915

  2 思摩爾国際（06969）                  880      592

  3 快手科技（01024）                    610      556

  4 BYD（01211）                         512       60

  5 美団（03690）                        361      315

  6 碧桂園服務（06098）                  355      150

  7 小米集団（01810）                    354      177

  8 BYDｴﾚｸﾄﾛﾆｯｸ（00285）                 345      234

  9 華潤電力控股（00836）                309      235

 10 恒騰網絡（00136）                    278      104
   *金額単位は百万HKドル