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指数: 15分ディレイ
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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続落。前場終値は前日比1.01%安の24698.49ポイントだった。中国企業指数は0.90%安の8848.98ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で719億5000万HKドルだった。
ハンセン指数はマイナス圏の狭いレンジでもみ合った。米長期金利が上昇したことを受け、高PERのハイテク株が売られて相場の重荷となっている。米10年債利回りが先週末の1.548%から週明けに1.632%に上昇した。米ドルの総合的な強さを示すドル指数が昨年7月以来の高水準となり、香港を含む新興国市場から資金が流出するとの観測も浮上し、投資家心理を冷やしたもよう。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)、美団(03690)、テンセント(00700)がそろって大きく売られた。バイオ医薬の薬明生物技術(02269)は大幅に続落。スポーツ用品の安踏体育用品(02020)と李寧(02331)、電動工具の創科実業(00669)も安い。半面、前日急落した海底撈国際(06862)が買われた。衛生用品大手の恒安国際集団(01044)、香港不動産大手の長江実業集団(01113)も大幅高となった。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.43%高の3597.53ポイントだった。深セン成分指数は0.08%安の14949.41ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7808億2900万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、ほどなくして切り返すとプラス圏で堅調に推移した。指数は前日まで続伸して約4週ぶり高値を付けて引けたことから利益確定売りが出やすかったが、国務院が前日に原材料価格の高騰や電力不足、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている中小企業への支援を強化する方針を示したことなどを受け、政策支援への期待が買いを支えたもよう。国内での新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあることも投資家心理の改善に寄与した。 セクター別では、電機と造船が全面高。鉄鋼や石油、石炭も買われた。半面、風力発電設備やバッテリー素材が安い。ガスや電池などもさえない。 上海B株指数は1.08%高の281.13ポイント、深センB株指数は0.26%高の1175.67ポイントだった。 |
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