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16日のNY株式相場は上昇。インフレ高進による消費への影響が懸念される中、米10月小売売上高が市場予想を上回る強い結果となり、小売りのホーム・デポ、ウォルマートの決算も市場予想を上回ったことで安心感が広がった。前日にほぼ横ばいで終了した主要3指数はそろって上昇。ダウ平均は一時229米ドル高まで上昇し、54.77米ドル高(+0.15%)で終了。ホーム・デポが5.73%高となり、1銘柄でダウ平均を140米ドル押し上げた。
S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.39%高、0.76%高で終了。11月初めに付けた史上最高値までS&P500が0.37%に迫り、ナスダック総合も0.50%に迫った。S&P500の11セクターは一般消費財、IT、ヘルスケアなど4セクターが上昇し、不動産、生活必需品、公益など7セクターが下落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は16.37ポイントと前日比0.12ポイント低下した。 先週発表された米10月消費者物価指数が前年比+6.2%と31年ぶりの高い伸びとなったことで消費への影響が懸念されたものの、米10月小売売上高は前月比+1.7%と前月の+0.8%や市場予想の+1.4%を上回る強い結果となった。ホーム・デポの第3四半期(8-10月)決算は市場予想を上回る増収増益となり、第4四半期についても前年同期を上回る好調が続いているした。ウォルマートも売上高と利益が市場予想を上回り、燃料を除く既存店売上高は9.2%増と好調だった。強い小売りの決算発表を受けて、翌日に決算を発表するロウズが4.20%高となり、ターゲットも0.78%上昇した。 海外市況 |
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16日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比1.13%高の168.43米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も1.54%高の171.27米ドル反発した。主な中国関連ネット・IT株の16日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):168.43米ドル(+1.13%) ■百度(BIDU):171.27米ドル(+1.54%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):29.97米ドル(-2.92%) ■JDドットコム(JD):85.73米ドル(+1.31%) ■ウェイボー(WB):44.16米ドル(+0.32%) ■ネットイース(NTES):111.19米ドル(+0.01%) ■モモ(MOMO):13.76米ドル(-0.36%) ■レンレン(RENN):27.18米ドル(-2.16%) ■滴滴出行(DIDI):9.00米ドル(-0.11%) ■捜狐(SOHU):17.53米ドル(-5.19%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.73米ドル(+1.17%) ■テンセント・ミュージック(TME):8.59米ドル(+2.14%) |
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◆11月16日の香港市場で52週安値を更新した59銘柄
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