■午後0時までの記事一覧：

【香港】中国人民財産保険、1−10月の保険料収入は0.7％増
【香港】中国人民保険の子会社3社、1−10月の保険料収入は0.7％増
【香港】Qテクノロジーの10月出荷量、カメラモジュールは7％増
【香港】新天緑色能源、10月の発電量は19％増
【香港】中国恒大集団、猶予期限前に1.48億米ドルの利払い実施か　デフォルト回避
【香港】中国人民保険、16日付で269億700万株のロックアップ解除
【香港】銀河娯楽、21年7−9月期のEBITDAは黒字転換
【香港】HSBC、ロンドン市場で216万株の自社株買い
【香港】鴻承環保科技、公開価格が1.02HKドルに決定
【香港】長江インフラ、水素事業ファンドに出資
【香港】安能物流集団の初値は13.88HKドル、公開価格比変わらず
【香港】裕元工業、10月の純売上高は21％減
【香港】テンセントの7−9月期決算は予想下振れ、目標株価は650HKドル＝モルスタ
【香港】テンセントの目標株価を引き下げ、強気判断継続＝野村

【中国】中国国有企業、負債比率規制の緩和要請か　不動産業M&Aで
【中国】上海三毛企業、子会社売却で利益40万元の見通し
【中国】保利発展控股集団、10月の不動産販売額は10％減
【中国】保利発展控股集団、8プロジェクトが追加
【中国】人民元の11日の基準値は1米ドル＝6.4145元、前日比で0.307％元安
【中国】*ST海航創新、大株主保有の1.2億株が競売に
【中国】10月の新車販売台数は9.4％減＝中国汽車工業協会
【中国】新型コロナ、10日の新規感染者数は62人　市中感染47人＝中国衛生当局

　11日の中国本土株式市場で上海総合指数は安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏に浮上。一部の中央企業（中国中央政府が管轄する国有企業）が当局に対し、不動産分野でのM&Aについて「三条紅線」（3つのレッドライン）と呼ばれる不動産部門の負債比率規制を緩和するよう求めたと本土メディアが報道したことを受け、政府系企業が主導する統合再編が進むとの期待が高まった。

　指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.30％高の3502.88ポイントで推移。セクター別では、環境関連、鉄鋼、不動産、セメントが高い。半面、工業、軍需、電力、石油、通信キャリアが売られている。

　11日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米長期金利の上昇を受け、10日の米株式市場でハイテク・グロース株が幅広く売られた流れを引き継いだ。米10月消費者物価指数（CPI）が市場予想を超える高い伸びだったことで、インフレ懸念が強まったもよう。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.35％安の24908.28ポイントで推移している。個別では、インターネット・プラットフォーム企業のテンセント（00700）と美団（03690）、アリババ集団（09988）がそろって下落。ビール大手のバドワイザーAPAC（01876）、石油株のペトロチャイナ（00857）も安い。半面、不動産株の碧桂園（02007）、華潤置地（01109）、Link REIT（00823）が買われている。