■11月3日（水）

【中間決算】大地国際集団（08130）
【3Q決算】傑地集団（08313）
【3Q決算】氷雪集団（08429）
【米国】米連邦公開市場委員会（FOMC）11月2日−3日

■午後0時以降の記事一覧：

【香港】中国中車の目標株価を引き下げ、強気判断継続＝モルスタ
【香港】中遠海運港口の目標株価引き上げ、「買い」判断継続＝大和
【香港】吉利汽車の自主開発7ナノチップ、22年にも量産開始へ
【香港】マカオのホテルの客室稼働率、10月最終週はコロナ禍前水準の6−7割まで回復
【香港】小米集団の目標株価引き下げ、強気判断維持＝クレディ・スイス
【香港】平安健康医療科技の目標株価を引き下げ、強気判断継続＝クレディ・スイス
【香港】スタンダード・チャータード、21年1−9月期決算は123％増益（速報）
【香港】長城汽車の目標株価引き下げ、強気判断継続＝クレディ・スイス
【香港】上海微創医療機器人の初日終値は45.8HKドル、公開価格比6.0％高
【香港】ガスセクターの業績市場予想一覧（11月2日）
【香港】水処理セクターの業績市場予想一覧（11月2日）

【中国】SHIBOR翌日物、2日は前日比0.0960ポイント上昇
【中国】中国の「ゼロコロナ」政策、「相当長い期間継続へ」＝鐘南山氏

　2日の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続落。終値は前日比0.22％安の25099.67ポイントだった。中国企業指数は0.40％安の8863.83ポイント。メインボードの売買代金は概算で1460億1000万HKドルだった。

　ハンセン指数は高く寄り付いた後、次第に上げ幅を縮小。後場に入っても一本調子で下がり続けると、マイナス圏に沈んだ。結局、終値ベースで10月12日以来ほぼ3週ぶり安値を連日で更新した。米株高の流れを引き継いだほか、指数が前日まで5営業日続落し、3週ぶりの安値で引けていたことからハイテク株を中心に買い戻しが先行した。ただ、前場中盤以降に本土相場が下落したことを受けて投資家心理が悪化。中国で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、景気減速懸念が強まったもよう。セクター別では、不動産・建設やコングロマリット、エネルギーなど幅広いセクターが下げた半面、一般消費財や情報技術が小幅に上昇した。

　ハンセン指数構成銘柄では、政府系投資持ち株会社の中国中信（00267）が6％超安。商業銀行の招商銀行（03968）や本土不動産株の龍湖集団（00960）、ガラスメーカーの信義ガラス（00868）なども下げがきつい。半面、自動車メーカーのBYD（01211）が3％超高。豚肉世界最大手の万洲国際（00288）や医薬品通販事業者の阿里健康（00241）、ハイテク株の美団（03690）、アリババ集団（09988）などもしっかり。

　ハイテク関連銘柄で構成するハンセンテック指数は0.56％高の6314.31ポイントと3営業日ぶりに反発した。ヘルステック大手の平安健康医療科技（01833）と白物家電メーカーの海爾智家（06690）が3％超安だった一方、短編動画プラットフォームのビリビリ（09626）やファウンドリー大手の華虹半導体（01347）が大きく買われた。