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28日の香港市場は軟調に推移するか。米中関係の悪化懸念がくすぶるなか、投資家が運用リスクをとりにくいと予想する。米連邦通信委員会(FCC)は26日、チャイナ・テレコム(00728)の米国事業免許を安全保障上の理由から取り消すと発表した上、米当局がパックス・グローバル(00327)の米国法人を強制捜査したとも伝わった。四半期決算の発表がピークを迎えるなか、個別材料を手掛かりとする売買が中心の相場となるだろう。
米株式相場の上昇一服も市場センチメントを冷やしそうだ。27日のNY市場で、前日まで3日連続で史上最高値を更新していたダウ平均が反落。ハイテク株主体のナスダック総合は0.12ポイント高と横ばいで終了した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)が香港終値を下回った半面、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)、製薬の中国生物製薬(01177)などは上回って引けた。 一方、きょうはハンセン指数構成銘柄のシノペック(00386)、ペトロチャイナ(00857)、BYD(01211)中国人寿保険(02628)などが2021年7−9月期決算を発表する。 |
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27日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.45%安の169.23米ドルと3日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は0.64%安の167.75米ドルと5営業日続落した。主な中国関連ネット・IT株の27日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):169.23米ドル(-0.45%) ■百度(BIDU):167.75米ドル(-0.64%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):28.95米ドル(+0.31%) ■JDドットコム(JD):80.86米ドル(-0.76%) ■ウェイボー(WB):46.60米ドル(-2.22%) ■ネットイース(NTES):100.35米ドル(+1.47%) ■モモ(MOMO):13.03米ドル(-0.84%) ■レンレン(RENN):25.08米ドル(-0.12%) ■滴滴出行(DIDI):8.21米ドル(-2.38%) ■捜狐(SOHU):21.05米ドル(+0.67%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.71米ドル(0%) ■テンセント・ミュージック(TME):8.09米ドル(+1.00%) |
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27日のNY株式相場は上昇一服。総じて好調な第3四半期決算発表を背景とした上昇モメンタムが弱まった。前日まで3日連続で史上最高値を更新したダウ平均は、266.19米ドル安(-0.74%)と4日ぶりに反落。好決算を発表したマイクロソフトが4.2%高、マクドナルドが2.7%高となったものの、弱い見通しや金融テクノロジー企業との関係を巡る司法省の調査が嫌気されたビザが約7%下落し、ダウ平均を100米ドル超押し下げたほか、3M、JPモルガン・チェースなどの下落も指数の重しとなった。
連日で最高値を更新したS&P500も0.51%安と3日ぶりに反落。ハイテク株主体のナスダック総合は一時0.85%高まで上昇したが、終盤に反落し、0.12ポイント高(+0.00%)と横ばいで終了した。ただ、時価総額上位銘柄で構成されるナスダック100指数は0.25%高と3日続伸し、2日連続で取引時間中の最高値を更新した。 S&P500の11セクターは、コミュニケーション、一般消費財が上昇した一方、エネルギー、金融、素材、資本財など9セクターが下落。コミュニケーションではコスト増見通しが嫌気されたツイッターが10.8%安と急落したものの、時価総額上位のアルファベットが強い決算が好感され5.0%高となった。一般消費財では予想を上回る決算を発表したゼネラル・モーターズが5.4%安となったものの、決算が好感されたマクドナルドが2.7%上昇し、時価総額上位のテスラも1.9%上昇した。一方、原油安を受けてエネルギーが-2.86%安となり、長短金利差縮小を受けて金融も1.69%下落した。 海外市況 |
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