■Qテクノロジー（01478）：2021年9月の主要製品の出荷量を発表した。カメラモジュールは前年同月比15.2％増の4298万8000個、指紋認証モジュールは12.3％増の945万9000個だった。前月比ではそれぞれ5.5％増、1.4％増だった。

■舜宇光学科技（02382）：2021年9月の携帯端末用レンズセット出荷量は、前年同月比20.8％減の1億3260万7000個となった。前月比では5.8％増えた。車載レンズセット出荷量は前年同月比21.4％減の500万6000個。前月比では8.3％減少した。携帯端末用カメラモジュールの出荷量は、前年同月比8.9％減の5369万2000個となった。前月比では3.0％減少した。

■遠洋集団（03377）：2021年9月の不動産販売額（成約ベース）が前年同月比1.5％増の162億7000万元、販売面積が同48.4％増の102万7200平方メートルだったと発表した。1−9月累計では、販売額が前年同期比17.7％増の897億7000万元、販売面積が同29.9％増の500万5700平方メートルだった。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月       80.52     1.17     1.47%

COMEX金 中心限月       1755.70    -1.70    -0.10%

LME銅 3カ月物          9543.15   210.65     2.26%

LMEアルミ 3カ月物      3064.00   106.15     3.59%

　12日の香港市場は米株安を嫌気して売りが先行するか。前日のNY市場は続落。原油高によるインフレ懸念やゴールドマン・サックスが成長率見通しを引き下げたことが投資家心理の悪化につながり、金融株やIT株が下落した。ダウ平均は250米ドル安となり、S＆P500やハイテク主体のナスダック総合も0.6％超下落して引けた。

　また、ハンセン指数は前日まで3営業日続伸し、1カ月ぶり高値を付けていることから、利益確定の売りも広がると予想する。一方、心理的節目の25000ポイントが下値支持線として意識されるか。中国本土では、今週に金融統計や貿易統計、物価統計の発表を控えており、様子見ムードが広がる可能性もある。

　11日の香港株の米国預託証券（ADR）はさえない。大型ネット株のテンセント（00700）、アリババ集団（09988）や欧州金融のHSBC（00005）、アジア生保のAIAグループ（01299）など主力株がそろって香港終値を下回って引けた。香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を310ポイント超下回って寄り付くことになる。