■午後0時以降の記事一覧：

【香港】レノボグループの「買い」判断を維持、短期的には株価変動も＝UBS
【香港】テンセント、ポーランドのゲーム会社Bloober Teamの権益22％取得
【香港】決算寸評：申万宏源集団、21年6月中間決算は各事業好調で2桁の増収増益
【香港】テンセントの目標株価引き下げ、投資判断「買い」＝大和
【香港】李寧の目標株価を引き下げ、7−9月期販売はアウトパフォームを予想＝JPモルガン
【香港】中遠海運控股の株価上昇を予想、目標株価は21.2HKドル＝モルスタ
【香港】中国鉄塔の「買い」判断を継続、1−9月期は16％増益と予想＝BofAS
【香港】レノボグループの投資判断と目標株価引き下げ＝クレディ・スイス
【香港】アリババ集団の目標株価を17％引き下げ＝ゴールドマン
【香港】中国海螺創業、リン酸鉄リチウム電池正極材を製造へ
【香港】中国3大石油株の目標株価引き上げ、トップピックはペトロチャイナ＝モルスタ
【香港】AIチップの地平線機器人、上場先を米国から香港に切り替えか
【香港】香港・海外銀行セクターの業績市場予想一覧（10月11日）
【香港】本土銀行セクターの業績市場予想一覧（10月11日）
【香港】国美零售が高い、大株主の黄氏と管理サービス契約を締結

【中国】ハルビン市政府が不動産市場を救済へ、住宅購入者に補助金など
【中国】山西省国新能源、天然ガス関連会社を1500万元で買収
【中国】上海汽車集団、21年9月の新車販売台数は14％減
【中国】黄山旅游発展、食品販売会社を設立へ
【中国】中国、今年4回目の金属備蓄を放出

　週明け11日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。終値は前営業日比0.01％安の3591.71ポイントだった。深セン成分指数は0.32％安の14367.60ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9921億7800万元だった。

　上海総合指数は寄り付きで心理的節目の3600ポイントに乗せ、前場はプラス圏で堅調に推移したが、後場に入って上げ幅を縮小し、節目を挟んでもみ合った後、終盤に一気にマイナス圏に沈んだ。一部都市での不動産市場救済の動きが好感されたほか、年内にもオンラインで米中首脳会談を開催する可能性が浮上し、米中対立改善への期待から買いが広がったが、過剰債務問題に直面する中国恒大集団（03333）を巡り、新たな米ドル建て債券の支払期限を11日に迎え、1億4800万米ドルの利払いを行う必要があることから、デフォルト（債務不履行）リスクが警戒され、相場の重しとなった。セクター別では、水道、環境保護、ガスなどが売られた半面、銀行、保険、産金が全面高となったほか、石炭や空港運営も買われた。

　A株市場では、華潤三九医薬（000999）や万達電影（002739）、国電南瑞科技（600406）、寧波杉杉（600884）などの下落が目立った半面、三七互娯網絡科技集団（002555）や完美世界（002624）が高い。カナダのネオ・リチウムを買収すると発表した紫金鉱業集団（601899）も大幅高。

　上海B株指数は0.63％高の280.04ポイント、深センB株指数は0.12％安の1191.41ポイントだった。