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9月30日のNY株式相場は大幅安。月末・四半期末の取引となったこの日は上昇してスタートしたものの、家具・インテリア小売り大手のベッド・バス・アンド・ビヨンドが物価上昇やサプライチェーン問題が利益を圧迫したとして20%超下落したことをきっかけに小売株に売りが広がった。ダウ平均は166米ドル高まで上昇したものの、終盤に557米ドル安まで下落し、546.80米ドル安(-1.59%)とほぼ安値引け。S&P500も0.53%高まで上昇後、1.19%安で終了した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.44%安と相対的に小幅な下落にとどまったものの、先週24日から5営業日続落した。
S&P500の業種別指数は資本財の2.11%安を筆頭に全11セクターが下落。生活必需品、金融、不動産、素材、一般消費財、エネルギー、ヘルスケアも1%超下落した。ハイテク・グロース株の比率が高いコミュニケーション、ITはそれぞれ0.42%安、0.68%安にとどまった。 9月月間ではダウ平均が4.40%安、S&P500が4.89%安、ナスダック総合が5.35%安とそろって大幅安。ダウ平均は3カ月ぶりの反落、S&P500が8カ月ぶりの反落、ナスダック総合は4カ月ぶりの反落となった。四半期ではS&P500が0.23%高と小幅に6四半期続伸した一方、ダウ平均が1.91%安、ナスダック総合も0.38%安とともに昨年の第1四半期以来、6四半期ぶりに反落した。年初来ではダウ平均が10.58%高、S&P500が14.68%高、ナスダック総合が12.11%高となった。 海外市況 |
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9月30日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.32%高の148.05米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も1.20%高の153.75米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の30日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):148.05米ドル(+0.32%) ■百度(BIDU):153.75米ドル(+1.20%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):30.75米ドル(+3.64%) ■JDドットコム(JD):72.24米ドル(+0.87%) ■ウェイボー(WB):47.49米ドル(+2.48%) ■ネットイース(NTES):85.40米ドル(+4.53%) ■モモ(MOMO):10.58米ドル(+1.34%) ■レンレン(RENN):13.91米ドル(+5.06%) ■滴滴出行(DIDI):7.79米ドル(+0.13%) ■捜狐(SOHU):20.84米ドル(+3.07%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.63米ドル(-0.61%) ■テンセント・ミュージック(TME):7.25米ドル(+3.42%) |
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