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28日の香港市場は買いが先行か。中国本土の不動産業界の負債問題への警戒感がくすぶるものの、中国人民銀行金融政策委員会が定例会議で「不動産市場の健全な発展を守り、住宅消費者の合法的な権益を守る」と表明したことで、地合いが改善すると予想する。米長期金利の上昇を受け、利ざや拡大による収益向上が期待される金融株に買いが入りそうだ。NY原油先物相場の続伸も関連銘柄の買い材料となるだろう。
27日のNY株式相場は、ダウ平均が4営業日続伸した半面、ハイテク株主体のナスダック総合は続落した。米10年債利回りが一時、6月29日以来となる1.51%まで上昇したことで、投資家が資金をハイテク株から景気敏感株へ振り向けたもよう。27日の香港株の米国預託証券(ADR)は、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)やアリババ集団(09988)、国際金融株のHSBC(00005)が香港終値を上回ったが、保険株の中国平安保険(02318)、不動産株の華潤置地(01109)は下回って引けた。 |
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香港証券取引所は27日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通(深)」(深センコネクト・サウスバウンド)の取引状況は次の通り。
■港股通(深セン→香港) 当日の売買代金 212億7001万HKドル 買い代金 116億6847万HKドル 売り代金 96億154万HKドル ■当日の売買代金上位10銘柄 売買代金 買い代金 |
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