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指数: 15分ディレイ
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24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅ながら3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.03%安の24504.11ポイントだった。中国企業指数は0.16%安の8719.55ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で739億2000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付き、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容をほぼ想定通りと受け止めたものの、中国による企業統制の強化に対する警戒は解いていない。中国恒大集団(03333)の債務問題への懸念もくすぶり、相場は方向感を欠いた。 中国恒大集団は前日比7.12%安と急反落して前場の取引を終えた。不動産株の下落が目立ち、龍湖集団(00960)、新鴻基地産(00016)、恒隆地産(00101)、長江実業集団(01113)が売られた。信義ガラス(00868)と李寧(02331)、海底撈国際(06862)は大幅に続落。前日高かった中国中信(00267)と阿里健康(00241)も大きく下げた。一方、金融株の中国平安保険(02318)とHSBC(00005)、ハイテク株の美団(03690)が続伸。石油会社のCNOOC(00883)とペトロチャイナ(00857)、電気自動車メーカーのBYD(01211)も買われた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.07%安の3639.75ポイントだった。深セン成分指数は0.52%高の14462.87ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8244億8300万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った。前日の米株高が好感される一方、巨額債務を抱える中国恒大集団(03333)が23日に社債の利払いを実施すると発表していたが、これまでに支払いは確認できず、今後のアレンジについても説明がないことで、警戒感が強まった。中国当局が地方政府に対し、中国恒大集団の破綻に備えるよう指示したと伝わったことも投資家心理を冷やした。セクター別では、石炭、化学肥料、製紙などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、食品、酒造、ソフトウエアなどが買われた。 上海B株指数は1.16%安の275.49ポイント、深センB株指数は0.82%安の1183.36ポイントだった。 |
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