16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.68％安の3631.45ポイントだった。深セン成分指数は1.26％安の14353.42ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9650億4800万元だった。

　上海総合指数は高く寄り付いた。中国当局による景気浮揚策に対する期待が根強い中、前日まで続落した後とあって買い戻しが先行。ただ、勢いは続かず、中盤にマイナス圏に沈むと、じりじりと下げ幅を拡大した。ネット企業などへの統制強化や、中国恒大集団（03333）の債務危機を発端とする不動産企業の債務リスクへの懸念が重荷となった。

　セクター別では、非鉄金属、送配電設備、電力、電子部品が安い。半面、農業、酒造、食品・飲料が堅調だった。

　上海B株指数は0.35％安の276.01ポイント、深センB株指数は1.11％安の1203.97ポイントだった。

■午後0時までの記事一覧：

【香港】中国太平保険の子会社3社、1−8月の保険料収入は3％増
【香港】小鵬汽車、新型EV「P5」を正式発表
【香港】栄威国際、法院会議と株主総会で非公開化計画を承認
【香港】中国冶金科工、1−8月の受注額は31％増
【香港】中国交通建設、親会社がH株300万株を買い増し
【香港】中国電力国際、吉林電力との資産再編を計画
【香港】華潤電力控股、8月の電力販売量は3％増
【香港】中遠海運港口、8月のコンテナ取扱量は0.2％増
【香港】海爾智家、H株第三者割当増資を計画　海外事業やESG投資に
【香港】東莞農村商業銀行、香港メインボードに29日上場へ
【香港】中国平安保険、馬会長がA株を6.4万株取得
【香港】東風汽車集団、3社の株式を支配株主などに売却　総額18億元超
【香港】中国南方航空、21年8月の旅客数は56％減
【香港】中国国際航空、21年8月の旅客数は56％減

【中国】重慶長安汽車、大株主が同社株5400万株を売却
【中国】人民元の16日の基準値は1米ドル＝6.4330元、前日比で0.252％元高
【中国】春秋航空、21年8月の旅客数は27％減
【中国】東方通信、新董事長を発表