週明け13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続伸。前場終値は前営業日比0.10％高の3706.73ポイントだった。深セン成分指数は0.51％安の14697.03ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9405億6600万元だった。

　上海総合指数は方向感を欠く値動きとなった。景気回復を背景に好決算が期待されるセクターなどに買いが入ったものの、指数は前週末に2015年8月以来、約6年ぶり高値で引けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。また、前週末の米株安や中国当局による企業統制の動きも警戒された。指数は一時、心理的節目の3700ポイントを割る場面もあったが、節目に乗せて前場の取引を終えた。セクター別では、化学肥料、石炭、港湾・海運などが買われた半面、観光・ホテル、航空・空港運営、電子部品などが売られた。

　上海B株指数は0.01％安の277.28ポイント、深センB株指数は0.64％安の1238.88ポイントだった。

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