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10日のNY株式相場は続落。上昇してスタートしたが、インフレ懸念などが重しとなり終盤に売りが強まった。ダウ平均は271.66米ドル安(-0.78%)と5日続落。朝方は、前日引け後にバイデン米大統領が従業員100人以上の企業にワクチン接種を義務付ける方針を打ち出すなどワクチン・マンデートを強化したことでワクチン接種進展による経済活動正常化期待から一時224米ドル高まで上昇する場面もあった。しかし、アップルが3.31%下落したことや、米8月生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回り、早期テーパリング懸念が高まったことでほぼ安値引けとなった。S&P500も0.77%安と5日続落し、ナスダック総合は0.77%安と3日続落した。
週間ではダウ平均が2.15%安と2週続落し、S&P500が1.69%安、ナスダック総合が1.61%安とともに3週ぶりに反落した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は20.95ポイントと前日比2.15ポイント上昇。8月19日以来、15営業日ぶりに20ポイントを上回って終了した。 寄り前に発表された8月PPIは前年比+8.3%と市場予想の+8.2%を上回り、前月比でも+0.7%と予想の+0.6%を上回った。強いPPIを受けて米10年債利回りは前日の1.297%から1.343%に上昇した。S&P500の業種別指数は全11セクターが下落。高利回りの魅力が低下した公益、不動産が1%超下落したほか、IT、ヘルスケア、コミュニケーションも0.9%超下落。利ザヤ拡大による収益向上期待が追い風となるはずの金融も0.65%安と逆行安となり、原油相場が上昇する中、エネルギーも0.04%安となった。 海外市況 |
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10日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。反発中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.47%高の168.10米ドルと。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は0.27%高の164.10米ドルと続伸した。主な中国関連ネット・IT株の10日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):168.10米ドル(+0.47%) ■百度(BIDU):164.10米ドル(+0.27%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):30.91米ドル(-2.83%) ■JDドットコム(JD):80.64米ドル(+0.47%) ■ウェイボー(WB):53.54米ドル(-0.24%) ■ネットイース(NTES):88.45米ドル(-0.52%) ■モモ(MOMO):12.75米ドル(-2.22%) ■レンレン(RENN):11.40米ドル(+10.14%) ■滴滴出行(DIDI):8.55米ドル(-5.00%) ■捜狐(SOHU):22.82米ドル(-2.10%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.91米ドル(-1.04%) ■テンセント・ミュージック(TME):8.65米ドル(-0.69%) |
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香港証券取引所は10日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通(深)」(深センコネクト・サウスバウンド)の取引状況は次の通り。
■港股通(深セン→香港) 当日の売買代金 184億5962万HKドル 買い代金 105億4547万HKドル 売り代金 79億1415万HKドル ■当日の売買代金上位10銘柄 売買代金 買い代金 |
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