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インターネットサービス中国大手、テンセント(00700)はこのほど、傘下の米ライアットゲームズの人気モバイルゲーム「リーグ・オブ・レジェンド:ファイティングキャニオン(英雄連盟:激闘峡谷)」のリリース時期を、当初予定の9月15日から10月の国慶節(建国記念日)連休以降に繰り下げると発表した。『香港経済日報』が9日伝えた。
同作は2月に中国の新聞出版総署から「版号」(ゲームコンテンツ商業配信の許可番号)を得ていたが、政府がオンラインゲーム運営大手各社に対し、未成年がゲーム中毒になることを防ぐ措置を講じるよう厳命したことが影響したとみられる。 テンセントの9日終値は、前日比8.48%安の480.00HKドルで、下げ幅は7月27日以降最大となった。 |
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■新鴻基地産(00016):2021年6月本決算で売上高は前年比3.2%増の852億6200万HKドル、純利益は同13.5%増の266億8600万HKドルだった。
■舜宇光学科技(02382):2021年8月の携帯端末用レンズセット出荷量は、前年同月比22.8%減の1億2539万1000個となった。スマートフォン向け需要の縮小が響いた。 ■大唐新能源(01798):2021年8月の発電量が前年同月比6.9%増の138万2100メガワット時(MWh)。1−8月累計では前年同期比30.9%増の1729万8600MWhだった。 |
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10日の香港市場は反発スタートか。大型ネット株を中心に買い戻しが入りそうだ。前日に中国当局がテンセント(00700)やネットイース(09999)などのゲーム企業やプラットフォーム企業を呼び出し、未成年者のゲーム利用制限の厳格な運用を求めたと伝わり、企業統制の強化への懸念から売りが膨らんだ。さらに、香港英字紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』が午後、「中国当局がすべてのオンラインゲームの審査を一時停止する」と報じ、大引け前にかけてテンセントなどが急落した。ただ、夜になると報道は「ゲームの審査を停止するのではなく、ペースを減速する」に訂正された。これを受けて懸念がやや後退し、NY市場でテンセントやアリババ集団(09988)など米国預託証券(ADR)は香港終値を上回って引けた。
もっとも、政策リスクへの警戒感が根強く、週末を前に買いの勢いは限られる可能性がある。また、来週半ばまでに8月の中国金融統計や、小売売上高、鉱工業生産など主要経済指標が発表されるため、内容を見極めたい投資家は積極的な取引を控えそうだ。 前日のNY市場でダウ平均は4日続落し、151米ドル安で終えた。新型コロナウイルスの感染拡大で景気の回復が遅れることが懸念された。ハイテク比率の高いナスダック総合指数は続落した。 |
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