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指数: 15分ディレイ
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7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.61%高の26322.18ポイントだった。中国企業指数は0.87%高の9452.58ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で779億4000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた。前日は終値ベースで心理的節目の26000ポイントを回復しただけに、朝方は利益確定売りに押されてマイナス圏に沈む場面があったものの、中国本土相場の上昇を受けた買いが次第に優勢となった。午前に発表された中国の8月の米ドル建て輸出と輸入がともに市場予想から上振れたことで、中国景気の減速懸念が和らいだもよう。もっとも上昇率が1%付近の水準では上値が重く、前引けにかけて上げ幅を縮めた。 個別では、大型ネット株のテンセント(00700)と美団(03690)、アリババ集団(09988)がそろって買われ、相場の上昇を主導。火鍋チェーン大手の海底撈国際(06862)は大幅に反発した。前日からハンセン指数構成銘柄に採用された李寧(02331)も買われた。一方、本土不動産株の碧桂園(02007)、中国海外発展(00688)、龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)が軒並み下落。中国企業が発行した米ドル建て低格付け債(ジャンク債)の利回りが上昇(価格は低下)したと伝わり、不動産企業の借り入れコストが押し上げられるとの見方から売られたもよう。消費財関連の恒安国際集団(01044)、バドワイザーAPAC(01876)も安い。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.77%高の3649.65ポイントだった。深セン成分指数は0.40%高の14604.44ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8210億元だった。
上海総合指数はほぼ寄り付いた後、序盤は小安い水準でもみ合う展開。前日に心理的節目の3600ポイントを回復し、ほぼ3カ月ぶり高値で終えた後とあって、利益確定売りが出た。ただ、下値の堅さが意識されると上向きに転じ、上げ幅を拡大した。中国人民銀行(中央銀行)による預金準備率の引き下げなど、当局の景気浮揚策に対する期待が根強く、買いを支えたもよう。 セクター別では、石炭、鉄鋼、化学、石油、非鉄金属など素材・エネルギー株が高い。半面、証券、保険が売られている。 上海B株指数は0.69%高の273.99ポイント、深センB株指数は0.48%高の1231.08ポイント。 |
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