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指数: 15分ディレイ
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◆8月31日の香港市場で52週高値を更新した49銘柄
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31日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比1.33%高の25878.99ポイントだった。中国企業指数は2.09%高の9183.76ポイント。メインボードの売買代金は概算で2133億7000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付いた後、序盤に下げ幅を拡大。中国平安保険(02318)による不動産市場への投資を中国当局が調査中と伝わり、保険株と不動産株が売られて相場の重荷となった。ただ、ハンセン指数は25100ポイント付近で下げ渋ると、後場に入って上げに転じ、結局はきょうの高値圏で引けた。寄り付き前に発表された8月の中国購買担当者景気指数(PMI)が低下したことで、中国政府が国内景気の浮揚策を打ち出すとの思惑が入ったもよう。軟調に推移していた上海総合指数がプラス圏で終えたことも投資家心理を支えた。セクター別では、情報技術と素材、エネルギーが上げた半面、金融が下げた。 ハンセン指数構成銘柄では、ハイテク株の美団(03690)、アリババ集団(09988)、阿里健康(00241)、舜宇光学科技(02382)、テンセント(00700)がそろって上昇し、相場を押し上げた。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、豚肉大手の万洲国際(00288)は続伸した。一方、保険株の中国平安保険(02318)とAIAグループ(01299)、不動産株の龍湖集団(00960)と碧桂園服務(06098)、恒隆地産(00101)が下げた。 ハイテク関連銘柄で構成するハンセンテック指数は3.39%高の6607.78ポイントと大幅に続伸した。オンラインゲームのキングソフト(03888)とショート動画の快手科技(01024)が急伸。一方でオンラインゲーム大手のネットイース(09999)が反落した。 |
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上海総合指数の8月の終値は3543.94ポイントとなり、騰落率は4.3%高だった。年初来では2.0%高。なお、上海総合指数の過去10年の8月相場は、上昇年数(勝)が6、下落年数(敗)が4で、勝ち越しだった。過去10年の平均騰落率は-0.3%。過去10年の結果は次の通り。
2021年 3543.94 [+4.3%] 2020年 3395.68 [+2.6%] 2019年 2886.24 [-1.6%] 2018年 2725.25 [-5.3%] 2017年 3360.81 [+2.7%] 2016年 3085.49 [+3.6%] 2015年 3205.99 [-12.5%] 2014年 2217.20 [+0.7%] 2013年 2098.38 [+5.2%] 2012年 2047.52 [-2.7%] ※指数が上昇した月を「勝」、下落した月を「敗」としています ※指数は月末の終値、[ ]内は指数の月間騰落率となっています ※10年平均騰落率は過去10年間の騰落率を単純平均したものです |
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