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指数: 15分ディレイ
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28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.24%安の25027.16ポイントだった。中国企業指数は0.38%高の8913.32ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1573億4000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。心理的節目の25000ポイントを割り込んだ水準で下値の堅さを確認し、上昇に転じた場面もあったが、勢いは続かず結局マイナス圏で前場の取引を終えた。指数は前日まで3営業日続落し、終値は昨年11月4日以来ほぼ9カ月ぶりの低水準だっただけに、割安感が出た銘柄を買い戻しする動きが広がった。ただ、中国当局の統制強化や米中対立の激化への警戒感が投資家心理を引き続き冷やしているもよう。 個別では、生保大手のAIAグループ(01299)やインターネットサービス大手のテンセント(00700)などが相場を押し下げたほか、大手光学部品メーカーの舜宇光学科技(02382)や太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)が5%超安。火鍋料理チェーンの海底撈国際(06862)も安い。半面、不動産管理会社の碧桂園服務(06098)が9%超高。スポーツ用品大手の安踏体育用品(02020)やバイオ医薬品の薬明生物技術(02269)も大幅に買われている。大手総合不動産デベロッパーの碧桂園(02007)やアリババ傘下の阿里健康(00241)、総合医薬品メーカーの中国生物製薬(01177)などもしっかり。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.59%安の3361.08ポイントだった。深セン成分指数は0.33%安の14047.46ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8629億2100万元だった。
上海総合指数はほぼマイナス圏で軟調に推移した。指数は前日まで3営業日続落し、終値で3月25日以来、約4カ月ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが入り、前日終値をわずかに上回る場面もあった。ただ、中国政府による規制強化や米中対立激化への警戒感が引き続き相場の重しとなり、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。セクター別では、造船と化学肥料が全面安となったほか、航空・宇宙、貴金属などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、銀行や保険が買われた。 上海B株指数は0.28%安の256.19ポイント、深センB株指数は1.35%安の1170.95ポイントだった。 |
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