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指数: 15分ディレイ
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3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.40%安の29179.93ポイントだった。中国企業指数は0.33%安の10916.14ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で682億3000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた後、序盤は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、中盤以降はマイナス圏に沈んだ。上値の重さが意識され、週末の米雇用統計の発表を前に、利益確定が優勢。バイデン米政権はトランプ前米政権が打ち出した中国軍関連企業への投資禁止措置について、今週中に行う対象リストの見直しでほとんどの企業への措置を継続すると外電が伝えたことも嫌気されたもよう。 個別では、本土不動産株の華潤置地(01109)、龍湖集団(00960)、香港不動産デベロッパーの恒隆地産(00101)が安い。中国国有銀行の中国建設銀行(00939)や、ネット関連株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)も軟調。半面、米アップルの世界開発者会議(WWDC)のオンライン開催を現地時間の7日に控え、スマホ部品メーカーの瑞声科技(02018)が大幅逆行高を演じた。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.38%高の3610.90ポイントだった。深セン成分指数は0.44%高の14923.95ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5694億1100万元だった。
上海総合指数はマイナス圏に沈む場面もあったが、ほぼプラス圏で推移した。一部セクターで短期的な過熱感の強まりが警戒されたが、新型コロナウイルスワクチンの接種進展で世界経済が回復に向かうとの期待から相場の先高観は根強く、心理的節目の3600ポイントを回復すると、前引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、酒造と石炭がほぼ全面高となったほか、通信や鉄鋼も買われた。半面、電力やセメント、化学繊維が売られた。 上海B株指数は1.17%高の256.20ポイント、深センB株指数は0.53%高の1169.78ポイントだった。 |
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