25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比1.60％高の3553.21ポイントだった。深セン成分指数は1.53％高の14728.25ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6162億7000万元だった。

　上海総合指数は小高く寄り付いた後、じりじりと上げ幅を拡大。3550ポイントを上回ったところで前場の取引を終えた。人民元相場が対米ドルで上昇したことで海外からの資金流入に追い風となっているもよう。23日に中国当局が国際商品相場の上昇を隠れ蓑に価格のつり上げをしないよう指導し、24日の鉄鉱石相場が急落したことで、買い戻される動きも出ている。

　セクター別では証券、保険、銀行が全面高。軍需や医療も買われている。半面、電力、公共事業、環境関連が下げている。

　上海B株指数は0.26％高の248.47ポイント、深センB株指数は0.44％高の 1151.14ポイントだった。

■午後0時までの記事一覧：

【香港】新希望服務、グレー価格は3.2％安の3.68HKドル
【香港】快手科技、21年1−3月期決算は赤字拡大（速報）
【香港】中国生物製薬、21年1−3月期決算は純利益2.2倍（速報）
【香港】北京首鋼、テンセントと戦略提携
【香港】越秀地産、南京市の住宅用地を41億元超で落札
【香港】中国交通建設、雄安新区の住宅共同開発で筆頭株主と合意
【香港】深セン控股、21年4月の不動産販売額は前年同月比38％減
【香港】新希望服務の初値は3.8HKドル、公開価格比変わらず
【香港】雅居楽集団、融資取得で金融機関と合意
【香港】中国郵政儲蓄銀行、株価安定を目的に親会社が株式買い増し
【香港】上海復星医薬、支配株主がH株2593万株を追加取得
【香港】中国能源建設、水素エネルギー分野で戦略提携
【香港】小米集団が高い、FTSEラッセルがグローバル指数に再採用
【香港】微盟集団、転換社債発行と第三者割当増資を計画
【香港】中国鉄路通信信号、軌道交通設備で総額25億元の受注獲得

【中国】飛亜達精密科技、20年度の配当が確定
【中国】人民元の25日の基準値は1米ドル＝6.4283元、前日比で0.194％元高
【中国】ST湖南天雁機械、「ST」特別処理の解除を申請
【中国】新型コロナ、24日の新規感染者は15人＝中国衛生当局
【中国】特変電工、子会社が5カ所の新エネ発電所建設
【中国】決算寸評：仏山市海天調味食品、20年12月本決算は新製品投入などで20％