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指数: 15分ディレイ
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15日の香港市場でハンセン指数は反落して始まるか。米中対立の先鋭化を警戒する売りが出そうだ。米国防総省が14日、小米集団(01810)など9社を「コミュニスト中国軍事企業」リストに追加すると発表した。米国投資家は対象企業の株式購入ができなくなり、持ち分も売却することになる。
前日のハンセン指数終値は2020年1月下旬以来、約1年ぶり高値を更新したとあって、利益確定売りが出やすい状況。また、バイデン米次期大統領が日本時間15日午前に追加経済対策を公表する見通しの上、中国の2020年10−12月期国内総生産(GDP)の発表を週明け18日に控え、市場で積極的な売買を見送る気分が強いと予想する。 14日のNY株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって小幅に下落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)や石油株のCNOOC(00883)、アジア保険会社のAIAグループ(01299)が香港終値を下回った半面、大型金融株のHSBC(00005)、中国建設銀行(00939)、中国平安保険(02318)が上回って引けた。 |
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14日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比3.26%高の242.98米ドルと続伸。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は5.09%高の249.00米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の14日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):242.98米ドル(+3.26%) ■百度(BIDU):249.00米ドル(+5.09%) ■トリップ・ドット・コム(TCOM):33.00米ドル(+0.06%) ■JDドット・コム(JD):89.24米ドル(-1.33%) ■ウェイボー(WB):40.58米ドル(-1.98%) ■ネットイース(NTES):104.77米ドル(-2.13%) ■モモ(MOMO):15.16米ドル(-5.90%) ■レンレン(RENN):6.35米ドル(+6.19%) ■新浪(SINA):41.87米ドル(+0.19%) ■捜狐(SOHU):16.22米ドル(+2.01%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.02米ドル(-1.94%) ■テンセント・ミュージック(TME):21.70米ドル(+2.60%) |
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香港証券取引所は14日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通(深)」(深センコネクト・サウスバウンド)の取引状況は次の通り。
■港股通(深セン→香港) 当日の売買代金 259億4693万HKドル 買い代金 155億5532万HKドル 売り代金 103億9161万HKドル ■当日の売買代金上位10銘柄 売買代金 買い代金 |
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