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指数: 15分ディレイ
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14日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比3.22%安の256.03米ドルと続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は1.07%高の162.96米ドルと6営業日続伸した。主な中国関連ネット・IT株の14日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):256.03米ドル(-3.22%) ■百度(BIDU):162.96米ドル(+1.07%) ■トリップ・ドット・コム(TCOM):33.86米ドル(+2.73%) ■JDドット・コム(JD):79.96米ドル(-3.21%) ■ウェイボー(WB):41.73米ドル(+5.25%) ■ネットイース(NTES):86.88米ドル(-1.56%) ■モモ(MOMO):13.31米ドル(+2.31%) ■レンレン(RENN):5.97米ドル(-1.49%) ■新浪(SINA):44.12米ドル(+0.87%) ■捜狐(SOHU):16.53米ドル(+0.36%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.97米ドル(-3.43%) ■テンセント・ミュージック(TME):18.88米ドル(+0.85%) |
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14日のNY株式相場は高安まちまち。ファイザーとビオンテックのコロナワクチン接種の準備がスタートし、モデルナのコロナワクチンの緊急使用も承認される見通しとなったものの、米国の新型コロナウイルスによる死亡者数が30万人を超えるなどコロナ感染拡大が続く中、ニューヨーク市長が全面シャットダウンの可能性に言及したことで、経済活動の制限拡大懸念が強まった。アマゾン・ドット・コムなどのステイ・アット・ホーム銘柄や半導体株が上昇した一方、空運や百貨店、エネルギーなどの景気敏感株が総じて下落した。ダウ平均は朝方に279ドル高の30325ドル上昇し、3営業日ぶりに上場来高値を更新したものの、184.82ドル安(-0.62%)の29861.55ドルと、ほぼ一日の安値で終了した。S&P500も0.93%高まで上昇後、0.44%安で終了し、9月21日以来の4日続落となった。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は終日プラス圏で推移し、0.50%高と反発した。
S&P500の11セクターは一般消費財(+0.45%)、IT(+0.41%)の2セクターが上昇した一方、エネルギーの3.53%安を筆頭に9セクターが下落。素材、資本財、金融も1%超下落した。個別ではアストラゼネカによる買収報道を好感したアレクション・ファーマシューティカルズ が29.20%高と急騰し、テスラとネットフリックスもそれぞれ4.89%高、3.82%高となった。一方、ファイザーが4.64%安、ウォルト・ディズニーが3.65%安と利益確定売りに押された。 海外市況 |
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15日の香港市場は神経質な展開か。欧米などでの新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感と、ワクチン実用化や追加経済対策への期待が入り交じり、方向感に乏しい相場となりそうだ。米国では米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンの接種が14日に始まったが、同日にニューヨーク市はレストランの屋内飲食を再び禁止した。香港も同様の規制をすでに導入している。
米連邦準備理事会(FRB)は15−16日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、追加緩和を議論する見込み。結果を見極めたい投資家が積極的な売買を手控える可能性がある。また、中国国家統計局は11月の鉱工業生産や小売売上高などの主要経済指標をきょうの日本時間午前11時に発表する。 14日の米株式相場は高安まちまち。ダウ平均は反落。朝方に3営業日ぶりに過去最高値を更新したものの、結局ほぼ1日の安値で終了した。半面、ハイテク株主体のナスダック総合は反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は総じて下げた。中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、中国4大商業銀行の中国建設銀行(00939)と中国工商銀行(01398)が香港終値を下回って引けた。 |
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