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指数: 15分ディレイ
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7日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比1.22%安の264.00米ドルと3営業日ぶりに反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は0.16%高の144.30米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の7日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):264.00米ドル(-1.22%) ■百度(BIDU):144.30米ドル(+0.16%) ■トリップ・ドット・コム(TCOM):34.49米ドル(-1.63%) ■JDドット・コム(JD):83.49米ドル(-2.00%) ■ウェイボー(WB):41.28米ドル(-1.50%) ■ネットイース(NTES):89.41米ドル(+2.32%) ■モモ(MOMO):13.29米ドル(-2.21%) ■レンレン(RENN):5.46米ドル(-2.15%) ■新浪(SINA):43.77米ドル(+0.52%) ■捜狐(SOHU):17.53米ドル(-1.35%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.11米ドル(-3.21%) ■テンセント・ミュージック(TME):16.81米ドル(+0.48%) |
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8日の香港市場は米中関係の緊迫化が嫌気され、軟調な展開か。トランプ米政権が11月に中国人民解放軍との関係が深い中国企業への証券投資を禁止する大統領令を発表したことを受け、該当銘柄を株式指数から除外する動きがあり、投資家が運用リスクを取りにくくなるだろう。指数算出会社の英FTSEラッセルは4日、FTSEグローバル株式指数シリーズから中国交通建設(01800)など中国企業8社の株式を除外すると発表。米MSCIも今週中に米大統領への対応を決めると伝わった。さらに、ポンペオ米国務長官は7日、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の常務委員会の副委員長14人を制裁対象に指定したと発表した。香港の民主派を弾圧しているとして、該当者の米国内の資産を凍結し、米国への入国を禁じる。
ただ、売り一巡後は下値が堅い展開がありそうだ。中国の金融緩和や経済政策を背景に内需関連などに買いが入り、相場を下支えする可能性がある。なお、きょうはJDドット・コム(09618)傘下で医薬品のネット通販を手掛ける京東健康(06618)が香港市場メインボードに新規上場する。 7日のNY株式相場は高安まちまち。新型コロナウイルスの感染拡大が続いたほか、追加経済対策を巡る与野党協議にも大きな進展がなかったことで足もとの景気悪化懸念が強まった。ダウ平均は 5日ぶりに反落したものの、節目の3万ドルは守った。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は3日続伸し、史上最高値を連日で更新した。同日の中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)、アジア保険のAIAグループ(01299)、乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)が香港終値を上回った半面、英金融大手HSBC(00005)、中国4大商業銀行の中国建設銀行(00939)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が下回って引けた。 |
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7日のNY株式相場は高安まちまち。新型コロナウイルスの感染拡大が続いたほか、追加経済対策を巡る与野党協議にも大きな進展がなかったことで足もとの景気悪化懸念が強まった。景気敏感株が総じて軟調となった一方、グロース・モメンタム株が堅調だった。先週末はダウ平均、S&P500、ナスダック総合がそろって史上最高値を更新したが、ダウ平均は148.47ドル安(-0.49%)の30069.79ドルと5日ぶりに反落。ボーイング、アップル、ナイキが1-2%上昇したものの、インテル、ダウ・インクが3%超下落し、シェブロン、ウォルグリーンも2%超下落した。S&P500も0.19%安と反落。業種別ではコミュニケーション、公益、ITが上昇した一方、エネルギーが2%超下落し、不動産、金融、素材が0.7%以上下落した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.45%高と3日続伸し、先週に続いて取引時間中と終値での史上最高値を更新した。
足もとの景気悪化懸念からバリュー株が総じて軟調だった。iシェアー・ラッセル1000バリューETFが0.56%安と5日ぶりに反落した一方、iシェアー・ラッセル1000グロースETFは0.35%高と2日続伸した。年初来ではバリューETFが0.64%安となり、グロースETはF33.70%高となった。個別では12月21日付けでS&P500指数に組み入れられるテスラが7.13%高となったほか、ネットフリックスが3.51%高、フェイスブックが2.10%高となり、アップルも1.23%上昇した。 海外市況 |
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