2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅続伸。前場終値は前日比0.09％高の3454.96ポイントだった。深セン成分指数は0.22％高の13960.79ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5638億6000万元だった。

　上海総合指数は方向感に乏しい展開。小高く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合った。前日に2018年2月5日以来、約2年10カ月ぶり高値で終えただけに、利益確定売りが重荷となる半面、中国の景況感の改善を好感する買いが引き続き相場を支えた。

　セクター別では、石炭、鉄鋼、家電が高い。証券、電子部品も買われている。半面、酒造、送配電設備、自動車が軟調。

　上海B株指数は1.39％高の241.44ポイント、深センB株指数は0.38％安の1053.38ポイントだった。

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