■午後0時までの記事一覧：

【香港】中国ガス、20年9月中間決算は4％増益（速報）
【香港】アリババとテンセント、愛奇芸の買収協議停止＝ロイター
【香港】中国交通建設、ポルトガルの建設会社の株式23％を取得
【香港】天津創業環保、社債発行などで最大40億元を調達
【香港】太平洋航運、ウルトラマックス型ばら積み貨物船4隻を購入
【香港】中国建設銀行、劉副会長が辞表提出
【香港】招商証券、無錫の住宅再開発事業に参画
【香港】中集天達、21年1月26日付で上場廃止へ
【香港】和�ﾉ医薬、香港メインボードに12月10日上場へ
【香港】融創中国、強森医療と戦略提携で合意
【香港】コロナワクチン、21年は10品目市販見通し＝IFPMA
【香港】寰亜伝媒、売買単位変更の適用開始日を変更
【香港】CNOOCが安い、米国が制裁リストに追加か　SMICも
【香港】皇冠環球集団、売買単位引き上げを発表
【香港】越秀交通基建、主要高速道路の10月通行料収入は3％増
【香港】今週の期待材料・懸念材料
【香港】中国恒大新能源汽車が高い、自動車情報サイトが「恒馳1」の写真掲載
【香港】HSBC、米国の小口業務から完全撤退を検討か

【中国】11月の中国製造業PMIは52.1、市場予想上回る
【中国】人民元の30日の基準値は1米ドル＝6.5782元、前日比で0.041％元安
【中国】11月の中国非製造業PMIは56.4、前月比0.3ポイント上昇
【中国】米上場の中国企業に監査義務付け、下院が法案採決へ
【中国】氷山冷熱科技、傘下企業売却で利益1100万元
【中国】上海神奇製薬、医薬品販売会社を売却へ

　週明け30日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。中国景気の持ち直しを見込む買いが相場を押し上げた。朝方発表の11月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）は52.1と前月比0.7ポイント上昇し、市場コンセンサス予想（51.5）を上回った。世界的な金融緩和策を背景とする株高基調も投資家心理を支えているもよう。

　指数は日本時間午前10時44分現在、前営業日比0.87％高の3438.04ポイントで推移している。セクター別では、金融がほぼ全面高のほか、農林水産、石炭、不動産が高い。半面、貴金属、酒造、自動車が売られている。

　週明け30日の香港市場でハンセン指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合う展開。前週末まで6営業日続伸した後とあって、利益確定売りが出やすいほか、香港での新型コロナウイルスの感染再拡大に対する警戒感が重荷。半面、寄り付き前に発表された11月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）の予想上振れを好感して本土市場が上昇してスタートしたことが相場を支えている。

　指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.20％高の26947.13ポイントで推移。個別では、中国工商銀行（01398）、中国建設銀行（00939）、中国平安保険（02318）など本土金融株が大きく買われ、指数を押し上げている。半面、石油メジャーのCNOOC（00883）、ペトロチャイナ（00857）、ネット通販最大手のアリババ集団（09988）が安い。