中国の新興電気自動車（EV）メーカー、小鵬汽車（09868）は15日大引け後、2023年10−12月期の売上高が前年同期比86.1−99.3％増の127億−136億元になる見通しを明らかにした。納車台数は101.2−114.7％増の5万9500−6万3500台を見込む。

　同時に発表した23年7−9月期の売上高は25.0％増の85億3000万元だった。純損失は38億8700万元と前年同期の23億7600万元から拡大し、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の29億100万元から下振れした。粗利益率は−2.7％（前年同期は13.5％、23年4−6月期は−3.9％）となった。

　7−9月期の納車台数は4万8台と4−6月期の2万3205台を72.4％上回った。9月30日時点の店舗数は395店、直営充電ステーションは1057カ所。

　小鵬汽車の15日終値は前日比7.62％高の67.80HKドル。