15日の香港市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比0.29%高の25947.32ポイントだった。中国企業指数は0.54%高の8718.26ポイント。メインボードの売買代金は概算で2455億8000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の26000ポイントを回復した。その後は次第に上げ幅を縮小したものの、終値は3月18日以来およそ4週間ぶりの高値となった。米国とイランが戦闘終結に向けた協議を継続するとの観測から前日の米株式相場が続伸した流れを引き継いだ。もっとも、交渉を巡る不透明感が根強い上、中国の1−3月期国内総生産(GDP)や3月の小売売上高などの主要経済指標が16日に発表されるとあって、様子見ムードが徐々に広がったもよう。セクター別では医療・ヘルスケアと一般消費財が上昇した半面、エネルギーが下落した。
ハンセン指数構成銘柄では、ネット株のアリババ集団(
09988)、JDドットコム(
09618)、百度(
09888)、トリップ・ドットコム(
09961)が大幅に続伸した。ゴールドジュエリーの老鋪黄金(
06181)は6.83%上昇。中国政府が医療価格制度の改革を発表したことを受け、製薬の信達生物製薬(
01801)、中国生物製薬(
01177)、石薬集団(
01093)、医薬品ネット通販の京東健康(
06618)が大きく買われた。一方、保険株のAIAグループ(
01299)が下落し、相場の重荷だった。教育サービスの新東方教育科技(
09901)が6%近く下落。石油大手のペトロチャイナ(
00857)、スポーツ用品の李寧(
02331)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)は反落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.23%高の4911.79ポイントと続伸。中国ネット通販大手のJDドットコムとアリババ集団(
09988)のほか、音楽配信のテンセント・ミュージック(
01698)が高い。一方、新エネルギー車の理想汽車(
02015)、リープモーター(
09863)、BYD(
01211)が売られた。