15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら4営業日続伸。終値は前日比0.01%高の4027.21ポイントだった。深セン成分指数は0.97%安の14498.45ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆4152億4500万元だった。
上海総合指数は高く寄付いた後、序盤に上げ幅を拡大した。米国とイランが戦闘終結に向けた協議を継続することへの期待が地合いを支えた。トランプ米大統領は14日、米紙『ニューヨーク・ポスト』のインタビューで、米国とイランの和平交渉が2日以内にパキスタンで再開する可能性を示した。ただ、4050ポイント付近で伸び悩むと、もみ合いながら上げ幅を縮め、終盤にはマイナス圏に沈む場面もあった。中東情勢を巡って先行き不透明感が根強い上、中国の1−3月期国内総生産(GDP)や3月の小売売上高などの主要経済指標の発表を翌日に控え、買いの勢いは限られた。
セクター別では、医薬品販売、製薬の上昇が目立った。中国当局が発表した医薬品価格制度改革に関する指導意見が好感された。送配電設備、飼料、観光なども買われた。半面、バッテリー素材、油田エンジニアリング、油田・ガス田開発などが下げた。
A株市場では、製薬会社の華潤三九医薬(
000999)、江蘇恒瑞医薬(
600276)が高い。大手監視カメラメーカーの浙江大華技術(
002236)、中国国有銀行の中国農業銀行(
601288)、エネルギー設備メーカーの特変電工(
600089)、送電技術の国電南瑞科技(
600406)なども買いを集めた。半面、化学品メーカーの衛星化学(
002648)、プリント基板(PCB)の深南電路(
002916)と滬士電子(
002463)、半導体設計大手の豪威集成電路(
603501)、電子設備メーカーの富士康工業互聯網(
601138)などが売られた。
上海B株指数は0.28%高の267.18ポイント、深センB株指数は0.34%安の1196.35ポイントだった。