| 2026-04-15 |
中国/政策/その他 |
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中国・習近平主席、スペイン首相と会談 多国間主義と経済協力で一致(01:27)
中国の習近平国家主席は14日、北京の人民大会堂で、中国を訪問しているスペインのサンチェス首相と会談した。両首脳は両国関係の安定的発展と経済協力の深化を確認するとともに、国連を軸とする国際秩序の維持や多国間主義の推進で一致した。
習氏は、国際情勢が変化する中でも両国関係は安定的に発展していると指摘し、主権と領土の一体性を相互に尊重する重要性を強調した。そのうえで、中国式現代化の推進と高水準の対外開放を通じ、世界に発展の機会を提供し、世界経済の下支えにつなげる考えを示した。
協力分野では、貿易や新エネルギー、デジタル・スマート分野に加え、文化、教育、科学研究、スポーツなど幅広い分野での交流拡大を掲げた。
国際秩序を巡っては、両首脳は国際法に基づく秩序の重要性を共有した。習氏は、力による支配に傾く動きに反対し、国連を中心とした国際体系の維持を訴えたうえで、秩序ある多極化と包摂的な経済のグローバル化の推進を強調した。
サンチェス氏は、「一つの中国」原則の堅持を改めて表明し、中国の国際的役割を重視する姿勢を示した。「新冷戦」や「デカップリング」に反対し、保護主義への対応で協力する意向も示した。あわせて、多国間主義の維持と欧州と中国の意思疎通の強化に取り組む考えを示した。
同氏は、過去4年間で4回目となる訪中に触れ、両国関係を重視していると説明。スペインにおける中国企業の投資が経済成長を後押ししていると評価し、新エネルギー分野などでの協力拡大に期待を示した。