| 2026-04-15 |
中国/政策/金融 |
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中国、輸出入・対外投資を資金面で後押し 新5カ年計画始動に備え(20:51)
中国商務部と中国輸出入銀行は、2026年から始動する第15次5カ年計画に向け、企業の輸出入や対外投資を資金面で支援する方針を明らかにした。中国商務部と中国輸出入銀行は共同で通知を公表し、政策金融の機能を活用してビジネスの高度化を後押しする。
通知では、主に3つの分野で支援を強化する。まず、越境電子商取引(EC)など新たな貿易形態への対応を進める。海外市場の開拓を後押しするとともに、新たな成長分野への融資を拡充し、サプライチェーン全体を金融面から支える。
次に、対外投資と国際協力の拡大を図る。外資の誘致を強化すると同時に、グローバルな産業・供給網との連携を促すため、幅広い金融サービスを提供し、対外開放の進展を資金面で支える。
さらに、「一帯一路」構想では、インフラ整備に加え、地域の生活に密着した中小規模プロジェクトへの支援を拡充する。人民元の国際利用の促進や、投融資のリスク保障体制の整備も進める。
各地の商務主管部門と銀行支店の連携を強化し、情報共有を進めることで、企業の資金繰りの課題解決につなげる。世界貿易機関(WTO)のルールを踏まえ、実効性のある支援策の実施を目指す。
こうした取り組みにより、中国政府は新たな5カ年計画の初年度から、対外ビジネスの質の向上を図る考えだ。