14日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。終値は前日比0.95%高の4026.63ポイントだった。深セン成分指数は1.61%高の14639.95ポイントと3営業日続伸。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆3837億600万元だった。
上海総合指数は始値で心理的節目の4000ポイントを回復した。後場に同水準を割り込む場面があったが、持ち直して上げ幅を拡大。終値は3月18日以来およそ1カ月ぶりの高値だった。米国とイランの停戦交渉が続くとの期待から、買いが先行している。バンス米副大統領は13日の米フォックス・ニュースの番組で、11−12日にパキスタンで行われたイランとの協議で進展があり、「いくつか良い話し合い」が行われたと語った。一方、イランのアラグチ外相は同日、フランスのバロ外相との会談で「協議された多くの問題で進展があった」と述べたと伝わった。セクター別では、バッテリーや半導体、航空宇宙機器が上昇した半面、油田サービス、油ガス開発・採掘、コークスが下落した。
個別では、プリント配線基板の滬士電子(
002463)がストップ高。レーザー加工の大族激光科技産業集団(
002008)、電子機器受託製造の富士康工業互聯網(
601138)、金鉱大手の紫金鉱業集団(
601899)も高い。風力発電設備の金風科技(
002202)、不動産開発の保利発展控股集団(
600048)と招商局蛇口工業区控股(
001979)は続伸した。江蘇恒立液圧(
601100)は先月に江蘇省当局に留置された会長が職務に復帰したと発表し、買いを集めた。一方、ビール大手の北京燕京ビール(
000729)、輸送用機械・物流大手のウェイチャイ・パワー(
000338)が大きく下げた。エネルギー資源株の中国神華能源(
601088)、ペトロチャイナ(
601857)、シノペック(
600028)もそろって売られた。
上海B株指数は0.54%高の266.44ポイントと反発。深センB株指数は0.27%高の1200.47ポイントと3営業日続伸した。